概要
通勤・通学中や外出先でワイヤレスイヤホンを使用した際、人が多い場所だとイヤホンの音が途切れてしまった経験はありませんか?
スマートフォンやワイヤレスイヤホン等ワイヤレス製品を使用する事が当たり前になった今、電車の中、駅、繁華街等人が密集している場所では電波が混線してしまい音の途切れ、通称音飛びが発生してまともに聞けない、見られないといった事は多々起こりうると思います。
都内の駅や空港等人が多い場所である程度発生してしまうのは仕方ないのですが、ワイヤレスイヤホンを選ぶ際にあるポイントに注目して選ぶ事で、できる限りそういった音飛びを防ぐことが可能です。
通信品質の良いワイヤレスイヤホンを選ぶポイント
そのあるポイントというのが、Bluetoothバージョンとコーデックです。実際にはイヤホン側のアンテナ設計等も大きく関係しているのですがスペック表や商品概要にわかりやすく明記されている事は少ない為、主にこの2点を見て選ぶ事で、通信品質の良いワイヤレスイヤホンを選ぶ事ができます。
Bluetoothバージョン
まずBluetoothバージョンについてですが、これはBluetooth5.〇とスペック表に必ず表記されていると思います。このバージョンが新しい程通信品質含む性能が向上しています。23年4月現在主流のBluetoothバージョンは5.2で、最新のBluetoothバージョンは5.3になります。Bluetoothバージョンに関してはこの2つを目安に選ぶと良いと思います。
コーデック
デバイスからイヤホンへ音源を伝送する際に圧縮する方式の事をコーデックといいます。
色々種類があるのですが、その中でもaptX Adaptiveというコーデックが優秀で、ハイレゾ再生にも対応し、状況に応じてビットレートを変動させるので音の途切れにも強く低遅延であると言われている、音質と通信品質の両方を兼ね備えたコーデックになります。
主に上記2点を満たすイヤホンであれば、高い通信品質を期待して良いでしょう。
通信品質に優れたおすすめワイヤレスイヤホン10選
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 3
ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホンフラッグシップモデル。
ANCやマルチポイント、ワイヤレス充電を搭載し、音質にも定評がある。
オーディオテクニカ ATH-TWX9
オーディオテクニカの完全ワイヤレスイヤホンフラッグシップモデル。
こちらもANC、マルチポイント、ワイヤレス充電等需要の高い機能は網羅しており、深紫外線除菌システムとう独自の機能を搭載しイヤホンを清潔に保つことが出来る唯一無二のメリットもある。
final ZE8000 ⅯK2
finalの完全ワイヤレスイヤホンフラッグシップモデル。
ブランド自ら8Kサウンドと謳う音質に拘りのあるモデル。
初代モデルからバージョンアップし、音質や遮音性、装着感が向上。
ANC搭載。マルチポイント対応。
final ZE3000
こちらもfinalの完全ワイヤレスイヤホンで、ミドルクラスの価格帯。
音質の追求に重きを置いており、その音質はオーディオマニアからの評価も高い。
ANCや外音取込といった機能は搭載されていない為、音質・コスパ重視の人におすすめ。
X-BOAT PRO
独特なデザインのデザイナーズイヤホンを手掛けるYOBYBOの完全ワイヤレスイヤホン。
蓋が存在せず、ケースからスライドさせて取り出し片手でサッと装着できる新感覚イヤホン。
開放型なので聞き疲れしにくく外音も聞こえやすい。
EarFan Air Pro 3
EarFanのヒット商品。
1万円以下でANC、マルチポイント、ワイヤレス充電等を搭載し優秀コーデックに対応している破格のコスパイヤホン。
1万円以下という予算であればかなりおすすめの1品。
EarFun Free Pro 3
こちらもAir Pro 3同様需要の高い機能を一通り網羅しており、1万円以下という破格のコスパ。
Air Pro 3の本体がスティック型なのに対し、こちらはラウンド型。
本体、ケース共にかなりコンパクトなのも魅力。
オーディオテクニカ ATH-CKS50TW
音質と重低音を追求したSOLID BASSシリーズ継承モデル。
ANC、マルチポイントを搭載している他イヤホン単体で最大20時間の長時間連続再生が可能。
Bowers & Wilkins Pi7S2
高級スピーカーブランドB&Wの完全ワイヤレスイヤホン。
Bluetoothバージョンは5.0だがアンテナ設計を改良しており、通信距離は最大25mと高い通信品質を期待できる。
充電ケースをBluetoothトランスミッターとして使用でき、Bluetooth機能の無いPCやテレビでもBluetooth接続出来、高音質を楽しむ事が出来る。
Edifier W220T
Bluetoothバージョンは最新の5.3でaptX Adaptive対応。
開放型なのでANCの機能は無いが外音が聞こえやすく普段使いしやすい。
価格もお手頃でカナル型が苦手な人におすすめ。
ambie AM TW01
こちらは耳を塞がないオープンイヤータイプのイヤホンで、イヤーカフのように装着する完全ワイヤレスイヤホン。インイヤー型に比べて圧迫感や異物感が少なく、外の音も聞こえやすい事から運動や家事の”ながら聞き”できるイヤホンとしておすすめ。
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