概要
デビュー曲である「夜に駆ける」から怒涛の勢いで大躍進を見せるユニット『YOASOBI』ですが、最近ではテレビアニメ『推しの子』のオープニングテーマ曲である「アイドル」がYouTubedで公開から約1か月で1億回再生を突破、YouTube楽曲ランキングで世界1位獲得等その勢いは留まる事を知りません。 最近YOASOBIのファンになった、という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、『YOASOBI』の楽曲に最も合うイヤホンを、数十個所持しているワイヤレスイヤホンや、ショップで試聴してきた中から独断により選定しました。まず、個人的に考えるYOASOBIの楽曲の特徴としては、
- IKURAさんの透き通るような透明感のあるボーカル
- ピアノやエレクトロサウンドによる伴奏
- アップテンポで疾走感のある曲や爽やかな曲が多い
- 強めのビート
等があると思います。
沢山のワイヤレスイヤホンを聞き比べていて思ったのは、カナル型はあまりYOASOBIと相性が良くないなという事です。
それは何故かというと、YOASOBIの曲は一定のビート・リズムが強めに刻まれている曲が多く、エレクトロサウンドも多く使っている為、「耳を密閉するカナル型だとビートが強調されボーカルが食われてしまう」、「聴き疲れしやすい」からです。
ワイヤレスイヤホンは、構造上有線イヤホンのようにドライバーを沢山積む事は難しい為、シングルダイナミックか1DD+1BAのハイブリッドドライバーが殆どで、単機でも聴きごたえのある音にするため、低域強めにチューニングされたワイヤレスイヤホンが多いのです。その為、密閉するカナル型だと低音の主張が強くなってしまいます。ロックやEDM、ダンスミュージックで言えばこればメリットにもなりうるのですが、YOASOBIの楽曲ではあまり相性が良くありません。
その点をクリアしているのがインナーイヤー型(開放型)です。インナーイヤー型は構造上密閉しないので低音が強調されず、音の抜けも良いので低域のアタックが強い曲でも聞き疲れしにくいです。
そして、IKURAさんの透き通るようなボーカルや作りこまれたエレクトロサウンド等を余すことなく堪能するのであれば高音質コーデックは欲しいところです。
というところで辿り着いたのがこちら
↑(マットブラック/マットホワイト/マットピンク/マットパープル)
コスパの高いワイヤレスイヤホンを中心に人気商品を続々輩出しているオーディオブランドSOUNDPEATSより発売のワイヤレスイヤホン【Air3 Deluxe HS】です。
高音質コーデックLDACにも対応したインナーイヤー型ワイヤレスイヤホンです。
ケース・本体共に軽量・コンパクトでありながら14.2mmというインナーイヤー型の中でも大口径のダイナミックドライバーを採用しており、高解像度で臨場感ある音を鳴らします。
このイヤホンのみでもとても良い音を鳴らすのですが、今回おすすめするのは専用アプリを使った使い方です。専用アプリには、音の傾向を変えて楽しめるようにあらかじめカスタムされた「イコライザプリセット」という物が複数用意されています。この中で「高音域の強調」というプリセットを是非使って聴いて頂きたいのです。
文字通り高音域を強調するものなのですが、IKURAさんのボーカルやピアノ、エレクトロサウンド等YOASOBIの楽曲を構成する主要素は中~高音域が多く、とても相性が良いです。
IKURAさんのボーカルがデフォルトの設定より生々しさが増し、とても美しくリアルに聴こえます。
もちろん、他のプリセットや10バンドで自分好みに調整する事も可能です。
インナーイヤー型特有の音の抜け感もとても相性が良く、聴いていてとても心地よいです。
エントリーモデルから数万円するワイヤレスイヤホンまで聞き比べましたが、このイヤホンが最もワイヤレスイヤホンの中でYOASOBIの楽曲と相性が良いと思いました。
嬉しい事にワイヤレスイヤホンの中ではお値段もお手頃で手に取りやすく、人気商品なのでカラーバリエーションも展開されています。
もちろんYOASOBI以外にも女性ボーカルや高域を主軸とする楽曲とは相性が良いので、そういった楽曲を良く聴く方や、カナル型の密閉感が苦手という方にもおすすめしたい1品です。
メイン機として、サブ機として、YOASOBIの曲をより美しく、高音質で聞きたい!という方に【Air3 Deluxe HS】をおすすめします。
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