概要
SOUNDPEATSより Clear をレビューしていきます。
主な特徴
- 12mm大口径ダイナミックドライバー搭載
- 最大40時間再生
- デュアルマイクによる通話ノイズキャンセレーション
製品仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| モデル名 | Clear |
| Bluetooth バージョン | V5.3 |
| 周波数応答範囲 | 20Hz-20kHz |
| 最大作動距離 | 10m |
| プレイ時間 | 約7時間 |
| (充電ケース使用で最大40時間) | |
| バッテリー容量 (イヤホン) | 38mAh |
| バッテリー容量 (充電ケース) | 400mAh |
| 対応コーデック | SBC/AAC |
内容物
- ケース含む本体
- 充電ケーブル
- イヤーピース(本体装着済み含む3組)
- 説明書
レビュー
見た目等
Clearという名前だけあって本当にクリア。
今までのサウンドピーツイヤホンに無い全く新しいデザインのケースとなっている。
底面にはType-Cの充電口とペアリングリセットボタン。
本体はスティックタイプで、Air4やCapsule3 Proを踏襲したような形状。
スティック部分がクリアになっており中の基盤が丸見え。
スケルトンタイプというよりは完全なクリア。
ノズルは楕円形。
フィルターは最近のサウンドピーツイヤホンに見られる金属パーツが付いておらず、
一般的なものとなっている。
ノズル長さは短め。付属のイヤーピースも楕円形。
本体片側約4.4gと比較的軽量。
ケース込みの重量は約45.2g
装着した見た目、装着感について
装着するとこんな感じ。
ドライバーが大きいのでシェル部分はやや大きいものの、
インナーイヤー型のように耳の中にすっぽりと納まる装着感で窮屈な感じはない。
音質について
Androidにて、AACコーデックで様々なジャンルの音楽を聴いた感想。
まず第一に言いたい。
音場がめちゃめちゃ広い。
音の残響感が強く、より広く感じる。
高音もかなり伸びるし、低音もかなり深みがあり、アタック感も強め。
沢山のワイヤレスイヤホンを聞いてきたが、
音場の広さは誇張抜きで現状過去一番に感じる。
全体的にはウォーミーで、かなり空気感と広がりを感じる仕上がりになっている。
ライブ音源との相性が抜群に良い。
誇張してるだろ、と思われるかもしれないが、
本当にライブ会場にいるかのような音の広がりを感じる。
正直デザインが可愛いライト層向けのチューニングだろうという先入観を持っていたが、
完全にダークホースだった。
機能について
Clearにはゲーム(低遅延)モードが搭載されている。
動画を視聴して通常モードと聞き比べてみた。
通常モードだと動画はそれなりに遅延を感じる。
ゲームモードにして聞き比べたところかなり改善され、動画は違和感なく見れるレベルになった。
FPSやタイミングがシビアなリズムゲーム使えるかというと厳しそうではある。
アプリについて
サウンドピーツユーザーお馴染み専用アプリでは、
イコライザ調整やゲームモードへの切替が行える。ゲームモードは本体のタップ操作でも切替可能。
アダプティブイコライザーは聴力検査のようなものを行い、
個人に合わせたイコライザー設定にしてくれるというもの。
既に設定されたプリセットや、自分好みに調整できる10バンド等、
イコライザはライトユーザーからオーディオマニアまで楽しめる内容となっている。
気になった点
まずケース全体がクリアなので、傷をつけてしまうと目立ちそうです。
見た目の美しさを保ちたいのであれば、
持ち歩く際は内側がスエード生地のケースや柔らかい布で保護する必要がありそうです。
音に関して言えば、長所の裏返しではあるのですが、味付けが強めなので
ナチュラルサウンド、原音に忠実な音が好きな方には合わないかもしれません。
また、通常モードではそれなりに遅延が発生する為、
動画やゲームで使用する際はゲームモードを使用した方が良いでしょう。
どんな人におすすめか
- ライブ音源をよく聴く方
- 臨場感のあるサウンドが好みの方
- 音場の広いワイヤレスイヤホンをお探しの方
- 見た目が可愛い・ポップなワイヤレスイヤホンをお探しの方
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