EarFun Wave Pro レビュー ブランド初ヘッドホン ANC搭載LDAC対応

ヘッドホン

概要

今回はEarFunブランド初のヘッドホン「Wave Pro」をレビューしていきます。

参考価格:¥9,990 税込
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スペック・製品仕様

項目内容
対応コーデックLDAC、SBC、AAC
再生時間ANC オフ—最大80時間、ANC オン—最大50時間
(音量、音声内容によって異なります)
充電時間2時間
バッテリ容量800mAh
ドライバー40mm径 DLC複合振動板
再生周波数帯域2.402GHz-2.480GHz
Bluetoothトランスミッタパワー<7dBm
対応BluetoothプロファイルA2DP, AVRCP, HFP, HSP
最大動作範囲15m(障害物なし)
ヘッドフォン単体重量268g
入力DC 5V / 1A
Bluetoothバージョン5.0

内容物

myearfun.com

レビュー

外観

付属の専用ケースはハードケースでかなりしっかりした造り。
ファブリック生地がオシャレ。

こんな感じで収納されている

ケース上蓋右上にポケットが付いており、
有線接続用のケーブルや充電ケーブルをまとめて収納しておける。

ケース内は空洞では無く、凹に本体をはめて固定できる仕様になっている。
同じ形に収納する必要はあるが、持ち運ぶ際にケース内でずれて傷付く心配が無い。

本体はEarFunを象徴するマットメタリックで統一された無機質で上品なデザイン。
ワイヤレスヘッドホンとしてはお手頃な価格帯ながらチープさを感じさせない。

ロール軸有、折り畳み可能。ロールは約90度

イヤーパッド、ヘッドバンドクッションはレザータイプ

写真左から(R)電源ボタン、音量ボタン、モード切替ボタン、有線接続用ジャック、(Ⅼ)Type-C充電口

電源ボタンは2回押すと音声アシスタントを呼び出せる。
ボリュームボタンはデフォルトだと長押しで曲送り/曲戻しが可能。

スライダーはここまで引き出せる。特に目盛り等は付いていないがしっかりめのクリック感有

アームの可動はここまで

装着した見た目

専用アプリ

アプリでは主にノイキャンモード・ゲームモードの切り替えやイコライザー設定、コントロールカスタマイズを行う事ができる。

ノイキャンは強度二段階と風切り音低減から選択可能。

イコライザーは予め設定済みのプリセットと自分で調整可能なカスタムイコライザーの2種類から選択可能。プリセットは9種。

コントロールカスタマイズではボリュームボタンとモード切替ボタンのコントロールを割り当てる事ができる。

LDACを利用するにはアプリ内で項目をONにする必要がある。
(デバイスがLDACに対応している必要有)

マルチポイントを利用する場合もこちらをONにする必要あり。
因みにLDACでのマルチポイントには対応していない為AACかSBCでの利用になる。

音声ガイダンスは英語と日本語を選択可能。

自動電源オフまでの時間も設定できる。

使用した感想について

装着感

ヘッドバンドとアームがくの字になるようなデザインの為、側圧は丁度良く快適に長時間装着する事ができる。重さは標準的なので可もなく不可もなくと言ったところ。

ヘッドバンドからスライダーにかけての湾曲が緩いので首にかけても苦しくないのが個人的に良かった

音質

AndroidにてLDAC接続で使用。
良くも悪くもEarFunサウンドと言ったところ。
同ブランドのワイヤレスイヤホンシリーズのようにきめ細やかで明瞭感のある音。

高音域は綺麗に出ており、中音域は埋もれてはいないが控えめ、低域は標準的主張でタイトな低音といった印象。

ナチュラルに聴きたい人、長時間聴く人には向いていると思う。
逆に派手な音が好きな人には物足りないかもしれない。

機能

・ANCについて

ノイキャン強度はそこそこといったところ。
業界トップクラスという謳い文句は言いすぎ感がある。
物理的な遮音性も多少あるので、没入するのには十分。

ノイキャン酔いは殆どした事が無かったが、ノイキャン強で聴いていたところ酔った。
ノイキャン強だと違和感は強め。ノイキャン弱だと大分マシになる。

正直強と弱の減衰力にそこまで大きな開きはないので弱の方が快適に使用できるかもしれない。

外音取込は比較的自然に取り込んでくれました。

・マルチポイントについて

接続や安定性も特に問題無く使用できた。
音楽や動画の場合元デバイスのコンテンツを一度停止しないと音声が切り替わらないタイプ。

アプリ

特別機能が豊富というわけではないが、個人的に「これは最低限欲しいな」という機能は一通り揃っており、見やすく操作も直感的でわかりやすい。

アプリでの細かい設定や扱いが苦手、という人にも扱いやすいのではないだろうか。

その他

付属のケースがハイエンドモデルでもなかなか無いような
かなりしっかりした造りなので、出先に持っていく際も安心。
付属のケーブルをスッキリ収納できるポケットも付いており、細かな配慮も行き届いている。
個人的には収納時に中で動かない設計で傷や破損の心配が無いのは嬉しいポイント。

総評

折り畳み可能、高音質コーデックLDAC対応、有線接続対応、ANC搭載、マルチポイント対応、専用アプリ有、ANC ONでも最大50時間再生と、1万円未満のワイヤレスヘッドホンの中でトップクラスのコストパフォーマンスと満足度でした。

付属のケースも素晴らしい品質で、携帯性も抜群。

デザインも価格を感じさせない高級感があり◎

1万円未満で全部入りワイヤレスヘッドホンをお探しの方におすすめです。

デザインやケースも良く、かなり高い満足度でした。

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