ag COTSUBU for ASMR MK2と3Ⅾを徹底比較 前モデルとの違いは?

イヤホン

概要

agより発売されたASMR専用人気ワイヤレスイヤホン『COTSUBU for ASMR』に
新作『COTSUBU for ASMR ⅯK2』と『COTSUBU for ASMR 3Ⅾ』が登場しました。

この記事では、『COTSUBU for ASMR ⅯK2』と『COTSUBU for ASMR 3Ⅾ』の違いや、前モデルとの違い等を比較しながらレビューしていきます。

モデル名: COTSUBU for ASMR MK2
発売日: 2024年3月29日
参考価格: 7,980円(税込)※記事作成時点

・自分がダミーヘッドになったような臨場感を味わえる「超近接音場」採用

モデル名: COTSUBU for ASMR 3D
発売日: 2024/03/21
参考価格: ¥8,480(税込)※記事作成時点

・周囲の気配までもわかる明瞭な実在感を再現する「近接3Ⅾ音場」採用

スペック・製品仕様

※『COTSUBU for ASMR ⅯK2』と『COTSUBU for ASMR 3Ⅾ』共通
スペック自体は『COTSUBU for ASMR』と同様。

付属品

充電ケーブルの他、親ブランドであるfinalのイヤーピース『TYPE E』が3サイズ付属。
Ⅿサイズは本体に装着済み。

手前が『COTSUBU for ASMR』、左が『COTSUBU for ASMR ⅯK2』、右が『COTSUBU for ASMR 3Ⅾ』

今回発売された2種は前モデルである『COTSUBU for ASMR』と形は全く同じ。
ⅯK2は前モデルとカラーリングも同様かと思いきや
外装はⅯK2の方がやや淡い紫で、『ⅯK2』と『3Ⅾ』のケース内装は淡い青色になっている。

イヤホン本体片側は3.7g。

ケース込みで39.3g。

重さも3種共通。

装着した見た目、装着感

装着するとこんな感じ。
ハウジングは耳甲介にすっぽり収まる小型。
角度は調整可能で誰にでもフィットする「アジャストフィット機構」採用。

フィット感が高く軽いので装着感はとても良く快適。ノイキャンは無いが遮音性は高め。

耳からも飛び出さず見た目もスッキリ。

音について

それぞれAndroidにてaptXで『ASMR音源』『ゲーム動画』『映画』で聞き比べてみました。

COTSUBU for ASMR MK2
ASMRでは実際に耳元で囁かれている・鳴っているような耳元にフォーカスした近い音場。
前モデルと比較して解像度、明瞭感が上がり、より生々しい音になった印象を受ける。
耳元で囁く系のASMRと非常に相性が良く、耳から頭の中に声が入ってくるような感覚
高い没入感を得る事が出来た。
MK2と言うだけあってCOTSUBU for ASMRの正統な後継モデルといった感じ。

COTSUBU for ASMR 3Ⅾ
COTSUBU for ASMRやMK2が耳元にフォーカスを当てているのに対し、こちらはその成分を残しつつ頭の外側から感じる音の位置や距離感の再現性が高く、ダミーヘッドマイク系のASMRを聴いた際は左右だけじゃなく前後の位置や距離感もわかり、自分がその空間にいるかのようなリアルな定位感を感じる事ができる。ASMRはもちろんオープンワールドゲームや映画とも非常に相性が良かった。

ASMRだけでなく、ゲーム、映画、ライブ音源とも相性が良いと感じた。

両モデルとも前モデルと見た目はほぼ変わっていないが、音質や技術は確実にレベルアップしている印象。

でも、音質や音の傾向が変わっただけじゃ前モデルから買い替えるには正直微妙、
という人もいるのではないでしょうか。

安心してください、音質面以外にも進化した部分があります。

音以外の変わった箇所について

前モデルである『COTSUBU for ASMR』の改善点として、ユーザーレビュー等で誤タップが発生し再生が停止する、タップした際の操作音が気になる、音声ガイダンスが気になるという声が多く寄せられていました。

ASMRコンテンツを楽しむ上で、誤タップでの誤動作やタップ音、ガイダンス音声で没入感を阻害されるのは気になる人が多かったようです。

しかし、今回その弱点が克服されました。

今回発売された2モデルには『ASMRモード』なるものが搭載されました。

ASMRモードは、本体を5回タップする事でタップ操作と音声ガイダンスを無効にする機能です。

モード中は5回タップ操作しか受け付けなくなり、更に5回タップすることでモード解除となります。

このASMRモードの追加により、前回の弱点を克服し、より快適にASMRを楽しむ事ができます。

更にもう1点変わった点があります。

音声ガイダンスがいかにも音声ガイダンスという感じの無機質なボイスから、
肉声感のある音声ガイダンスに変更されました。

今回はフリーアナウンサーの久保純子さんという方が音声ガイダンスを務めているそうです。

総評

今回新たに発売された2モデルを購入するにあたり、『前モデルとあまり変わってなかったら嫌だな』と薄々恐れていたのですが、実際に2モデルを聴いてみて音質面でも機能面でも向上しており率直に買って良かったなと思いました。どちらも進化を感じましたが私個人としては特に3Ⅾの方が好みで、ASMRだけでなくゲームや映画でもこれからどんどん使っていきたいなと思いました。

ASMRに特化している点はもちろんですが、この価格帯で高音質コーデックのaptXに対応し、小型軽量で装着感も良く遮音性も高い、ワイヤレスイヤホンとして優秀なモデルだと思いました。

  • ASMRをより楽しみたい方
  • 動画やゲームの没入感を高めたい方
  • 小型・軽量のワイヤレスイヤホンをお探しの方
  • 耳が小さい方

におすすめです。

前モデルを持っている方も、買い替える価値があると思います。

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