Kinera Celest Pandamon 2.0 レビュー 10mm角形平面ドライバー搭載

イヤホン
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概要

今回はHiFiGoよりご提供頂いたCelestの『Pandamon 2.0』(ブルー/4.4mm)
をレビューしていきます。

参考価格:¥9,379 税込 ※記事作成時

スペック・製品仕様

  • Kinera 10mm SPD 2.0™ (角型平面ドライバー)
  • インピーダンス: 9オーム
  • 感度: 108dB
  • 周波数応答: 20Hz-20kHz
  • 5N銅銀メッキ
  • プラグ 3.5mm / 4.4mm バランス型

内容物

  • Celest Pandamon 2.0 インイヤー モニター 1 組。
  • 3.5mm / 4.4mm 5N 銅銀メッキケーブル 1 本。
  • Celest Custom イヤーチップ 6 ペア (221 & 608)。
  • 収納ケース。
  • ユーザーマニュアル。

外観

所持していないので比較できませんが、
以前発売された『Pandamon』の後継モデルにあたる製品のようです。

フェイスプレートのデザインは全く方向性が異なりますが、
前作の画像を見る限りハウジングの形状は踏襲しているように見えます。全く同じではないようです。

ブルーとシルバーのラメ模様にゴールド文字が美しいフェイスプレート。
模様部分はアーティストによる手書きだそうです。

カラーバリエーションは(ブルー/ブラック)から選択可能。

2PIN。コネクタ接続面とハウジングの境目はフラット。
ハウジングの厚みは比較的薄め。

ボディは樹脂製。
半透明で中のユニットが見える。

Kinera 10mm SPD 2.0™ (角型平面ドライバー)搭載。

ノズル口径は6mm

kinera公式サイトでの表記では片側3.5g(イヤーピース装着での計測かは不明)となっていますが、
実測値ではイヤーピースを付けても3.1gと更に軽量。

付属の5N 銅銀メッキケーブル。
白銀が美しい。やや細いが柔らかく取り回しも良い。
2PINやプラグスリーブの造りもしっかりしている。
3.5mmアンバランスと4.4mmバランスから選択可能。今回は4.4mmを選択。

ケーブルを装着するとこんな感じ。

ケーブル、マジックテープ込みでも27.9gと軽量。

耳に装着するとこんな感じ。
丸いフェイスプレートは見た目もスッキリしていて良いですね。
シェルのフィット感も高い(個人差はあると思いますが)。

前から見るとこんな感じ。

本体がかなり軽いので長時間着用しても疲れにくい。

付属のイヤーピースは、公式サイトによると

  • Celest 221 ボーカルイヤーチップ (ブラック) : 高音を強調し、心地よいボーカルを実現。
  • Celest 608 バランス イヤーチップ (レッド x ブラック) : バランスのとれたステレオサウンド

とのこと。

音質について

SONY ウォークマン NW-ZX707にて多ジャンルの曲を聴いた感想です。

高域は伸びが良く、低域は膨らみがありアタック感もやや強め。
空気感の再現に長けており、余韻や空間の僅かな音もしっかり拾っている。
そんな中でも中域は埋もれておらず、ボーカルははっきりとしている。
音場はやや広め。

情報量多めで、しっとり・こってり寄りのサウンドに感じる。

ベースが主張強めな楽しい曲からボーカルを聴かせるしっとり系の曲まで幅広く合う。

逆にスッキリ、ソリッド系のイヤホンが活きる電子音バリバリの曲との相性は悪くは無いがいまいち曲の良さが出ていない印象。

また、FPSや格闘ゲーム用途は微妙。オープンワールドとは相性良さそう。

バンド曲やライブ音源、クラシック等と相性◎

付属のイヤーピース2種はブラックの方がボーカルがはっきりして低域も強く出る印象。
もう片方だとナチュラル寄りのバランスになる。

イヤホン自体のポテンシャルは高いのでイヤピとケーブル次第で更に化けそうな感じはする。

どんな人におすすめか

  • バンド曲、ライブ音源、クラシック等をよく聴く方
  • しっとり、こってり系サウンドが好みの方
  • 軽量さを重視される方

におすすめです。

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