概要
この記事では、完全ワイヤレスイヤホン『AKG N5 Hybrid』と『SONY WF-1000XM5』について、特徴やスペック等を比較し、どんな人におすすめか紹介しています。
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スペック比較
機能/仕様 | SONY WF-1000XM5 | AKG N5 Hybrid |
---|---|---|
本体重量 | 左右各約5.9 g | 左右各約6.0g |
タイプ | カナル型 | カナル型 |
ノイズキャンセリング | ノイズキャンセリング対応 | ノイズキャンセリング対応 |
Bluetoothバージョン | Ver.5.3 | Ver.5.3 |
Bluetoothプロファイル | A2DP/ AVRCP/ HFP/ HSP/ TMAP/ CSIP/ MCP/ VCP/ CCP | A2DP V1.4 / AVRCP V1.6.2 / HFP V1.8 |
Bluetoothコーデック | SBC/ AAC/ LDAC/ LC3 | SBC/ AAC/ LDAC/ LC3Plus(LC3) ※LC3はファームウェアアップデートにて対応予定 |
充電端子 | USB Type-C/ワイヤレス | USB Type-C |
音楽再生時間 | ・最大24時間 (ケース充電含む) ・単体再生時間 (Bluetoothオン+ANCオフの場合):最大約10時間 (Bluetoothオン+ANCオンの場合):最大約6時間 | ・最大約40時間再生(ケース充電含む) ・単体再生時間 約8時間(ANCオン)/約10時間(ANCオフ) LDACコーデック使用時で最長約5.5時間(ANCオン)/約9時間(ANCオフ)。 USBドングル接続時で最長約4時間(ANCオン)/約9時間(ANCオフ) |
ケース充電回数 | 2回 | 3回 |
急速充電 | 3分充電/約1時間再生 | 急速充電15分で約4時間再生 |
ハイレゾ音源 | 対応 | 対応 |
防水・防滴 | 防滴対応 | 防水対応 |
リモコン・マイク | リモコン・マイク対応 | リモコン・マイク対応 |
片耳使用 | 両耳可 | 両耳可 |
専用アプリ | 専用アプリ対応 | 専用アプリ対応 |
付属品 | イヤーピース(SS、S、M、L 各2)、充電ケース、USB Type-Cケーブル、保証書兼取り扱い説明書 | 充電用USB Type-Cケーブル、密閉イヤーチップ(S・M・L / Mサイズ装着済)、USBドングル |
仕様1 | イヤホン本体IPX4 | イヤホン本体IP54、充電ケースIPX2 |
仕様2 | – | 2.4GHz ドングル音楽再生対応 |
詳細比較
ノイズキャンセリング
- N5 Hybrid: リアルタイム補正付きハイブリッドノイズキャンセリング
- マイク:左右それぞれ外部ノイズ集音と通話用を兼ねたビームフォーミングマイク2基、ノイズ分離用のインナーマイク1基
- 生活の中心となる雑踏騒音に対して効果的
- WF-1000XM5: 世界最高ノイズキャンセリング
- 統合プロセッサーV2と高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN2e
- マルチノイズセンサーテクノロジー:デュアルフィードバックマイクとフィードフォワードマイク、片耳3つずつのノイズキャンセリングマイク
- WF-1000XM4比でさらに20%のノイズ低減
音質
- N5 Hybrid:
- 10mmダイナミック型ドライバー
- DLC+PEN振動板:真空マグネトロンスパッタリングプロセス技術で剛性と靭性を高めた
- 10kHz以降の周波数応答にフォーカスしたフロントチャンバー設計
- AKGのリファレンスサウンドを再現
- WF-1000XM5:
- ソニー独自開発8.4mmの新ドライバーユニット「ダイナミックドライバーX」
- ドーム部とエッジ部に異なる素材を組み合わせた振動板構造
- 信号処理から再生まで高品位な処理で歪を抑え、再現性の高い圧倒的な高音質
装着性
- N5 Hybrid:
- 軽量なイヤホン本体:約6g
- 快適な装着感を実現
- WF-1000XM5:
- 小型化・軽量化:装着部は5.9g
- イヤホン本体の体積を従来機種より約25%小型化
- エルゴノミック・サーフェス・デザイン:耳との干渉を軽減
- 高さ抑えた形状設計:耳から飛び出す部分を小さく
- 優れた装着安定性
バッテリー
- N5 Hybrid:
- イヤホン単体:最長約8時間(ANCオン)/約10時間(ANCオフ)
- 充電ケース:満充電約3回分
- 15分の充電で約4時間の再生
- WF-1000XM5:
- ノイズキャンセリングON:本体8時間バッテリーと、充電ケース2回充電で最長24時間
- ノイズキャンセリングOFF:本体のみで12時間、付属のケース2回充電で最長36時間
その他機能
- N5 Hybrid:
- 外音取り込み機能
- スマートフォンアプリ「AKG Headphones」:イコライザー設定、サウンドオプティマイザー
- Bluetooth 5.3
- LDAC/AAC/SBCコーデック ファームウェアアップデートでLC3に対応予定。
- マルチポイント
- Google Fast Pair
- Microsoft Swift Pair
- IPX54等級防水防塵
- WF-1000XM5:
- マルチポイント機能
- Amazon Music Play Now:本体タップで音楽再生、プレイリスト切り替え
- Bluetooth 5.3
- LDAC/AAC/SBC/LC3 コーデック
- IPX4等級防水防塵
それぞれどんな人におすすめ?
SONY WF-1000XM5
- 世界最高レベルのノイズキャンセリングを求める人:
- 独自の統合プロセッサーV2と高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN2e、マルチノイズセンサーテクノロジーにより、従来モデル比20%向上した圧倒的なノイズキャンセリング性能を実現しています。
- 特に、飛行機や電車などの移動中、カフェやオフィスなど周囲の騒音が気になる場所での音楽鑑賞や作業に最適です。
- 高音質で音楽を楽しみたい人:
- ソニー独自開発の8.4mm新ドライバーユニット「ダイナミックドライバーX」を搭載し、ハイレゾ音質にも対応しています。
- 柔らかいエッジが沈み込む低音域と、軽量高剛性のドームが伸びのある高音域を再現し、原音に忠実な高音質を実現しています。
- 長時間快適な装着感を求める人:
- 小型・軽量設計で、従来モデルより約25%小型化されたイヤホン本体と、耳との接触面で支えるエルゴノミック・サーフェス・デザインにより、長時間装着しても快適な付け心地を実現しています。
- また、イヤーピースをしっかりと装着することで、ノイズキャンセリング効果をさらに高めることができます。
- 便利な機能を求める人:
- 2台の機器に同時接続できるマルチポイント機能、外音取り込み機能、Amazon Music Play Now機能、急速充電機能などを搭載しています。
- これらの機能により、より快適で便利なワイヤレスイヤホン体験を提供します。
AKG N5 Hybrid
- クリアでバランスの良いサウンドを求める人:
- DLC+PEN振動板と綿密に設計されたフロントチャンバーにより、AKGのリファレンスサウンドを再現しています。
- ニュートラルでありながらバランスの良い、クリアなサウンドを楽しめます。
- ハイブリッドノイズキャンセリングと通話品質にこだわる人:
- リアルタイム補正付きハイブリッドノイズキャンセリングを搭載し、特に生活の中心となる雑踏騒音に対して効果を発揮します。
- また、ビームフォーミングマイク2基とインナーマイク1基を搭載し、クリアな通話音質を実現しています。
- 低遅延で安定した接続を求める人:
- Bluetooth 5.3に準拠し、LDAC/AAC/SBCコーデックをサポートしています。
- 後日のファームウェアアップデートにより、LC3(LE Audio)にも対応予定です。
- さらに、USBドングルを使用したワイヤレス接続にも対応し、低遅延で安定した接続を実現しています。
- マルチポイント接続や各種クイックペアリング機能を求める人:
- 2台のデバイスと同時にBluetoothペアリングできるマルチポイント、Androidデバイスと簡単に接続できるGoogle Fast Pair、Windowsデバイスと簡単に接続できるMicrosoft Swift Pairなどの機能に対応しています。
- これらの機能により、接続のわずらわしさを低減し、ストレスフリーな使い勝手を実現しています。
まとめ
SONY WF-1000XM5は、世界最高レベルのノイズキャンセリングと高音質、長時間快適な装着感、便利な機能を求める人に最適です。
AKG N5 Hybridは、クリアでバランスの良いサウンド、ハイブリッドノイズキャンセリングと通話品質、低遅延で安定した接続、マルチポイント接続や各種クイックペアリング機能を求める人に最適です。
どちらの製品も優れた完全ワイヤレスイヤホンですが、それぞれ異なる強みを持っているので、ご自身のニーズに合わせて選ぶことをおすすめします。
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