概要
今回はAmazfitより新しく発売されたスポーツ向けスマートウォッチ『Active Edge』
をご提供いただきましたのでレビューしていきます。

公式ストア参考価格:¥19,900 (税込)※記事作成時点
主な特徴
- アーバンスポーツとストリートファッションに最適:Amazfit Active Edgeはアーバンスポーツやストリートファッションに合うデザインと機能を備えている。
- タフネス仕様:米国国防総省のMIL規格に適合し、耐久性を備えている。また、10ATM防水グレードにも対応している。
- デザインの個性:デュアルカラーデザインや半透明バンドなど、個性的な外観を持つ。
- 多彩な機能:130以上のスポーツモード、ロングバッテリー、スマートコーチングアルゴリズム、5つの衛星測位システムなど、機能面で充実している。
- ナビゲーション機能:GPX形式のルートデータのインポートやリアルタイムルートナビゲーションなど、高度なナビゲーション機能が搭載されている。
- リーズナブルな価格:アクティブな挑戦を応援するというコンセプトに基づき、リーズナブルな価格(19,900円)で提供されている。
- 受賞歴:国際的に権威のあるデザイン賞である「iFデザインアワード2024」を受賞している。
スペック
prtimes.jp
内容物

- スマートウォッチ本体
- 充電器
- 説明書
外観

スポーツウォッチらしい要素はありつつも、ファッショナブルなデザインとなっており、スポーツウェアにもカジュアルファッションにも馴染みやすいデザイン。

この手のデザインにしてはごつくなりすぎず丁度良いサイズ感。(主観)
米国国防総省のMIL規格に適合し、10ATM防水グレードにも対応しているタフな仕様。

重さは実測値で約54gと見た目より重くない。

バンドは半透明

裏側はこんな感じ。
バンドは六角穴付きボルトで留まっており、一応交換はできる模様。

明るさ、視認性はかなり高く彩度も良く鮮明で見やすい。明るい場所で輝度半分でもこの見やすさ。
注目の機能について
【運動モード】

ランニングのような基本的な運動からスケートボード、トライアスロン等様々な種目の運動に対応。
その種類は130以上。思いつく種目は大体網羅されている。
種目を選択すると、心拍数や距離、消費カロリー等を計測し記録する事ができる。

7種目に関しては運動の自動検出が可能。
【5衛星機能】

Amazfit ActiveEdgeは、アメリカのGPS、ロシアのGLONASS、EUのガリレオ、中国の北斗(Beidou)、そして日本のみちびき(QZSS)という5つの衛星測位システムをサポートしている為、屋外での移動を高精度で追跡する事が可能。
Amazfit ActiveEdgeには、ランニングやサイクリングで活用できる5つのナビゲーション機能(リアルタイムトラッキング、ダイレクトリターンナビゲーション、ルートインポート、ルートリターンナビゲーション、リアルタイムルートナビゲーション)が搭載されており、GPX形式のルートデータをインポート可能。このナビゲーション機能は、Amazfit T-Rexシリーズ、Amazfit Cheetahシリーズ、Amazfit Balanceなどのハイエンドモデルに搭載。詳細はこちら。
【スマートコーチングアルゴリズム:Training Support Zepp Coach™ 2.0】

Zepp Coach™はAIを活用したスマートコーチングアルゴリズムを使い、個々の身体的特徴、運動経験、トレーニング頻度に基づいて、パーソナライズされたトレーニングプランを提供します。これにより、科学的なプランニング、トレーニング、リカバリーが可能。
【外部デバイスに接続可能】

Zepp OS 2.0のBluetooth接続機能により、心拍ベルトやサイクリングパワーメーターに接続可能。
その他睡眠計測、心拍数、ストレス測定、血中酸素測定機能やタイマー等のツール系機能等基本的な機能は網羅している。
アプリについて
専用アプリは『Zepp』アプリ。
GoogleplayStoreやAppStore、QRコードからインストール可能。
アプリでは健康データ、運動データの詳細確認や
各アプリ機能等の詳細設定が可能。




プロフィール項目の『マイデバイス』からActive Edgeを選択すると
スマートウォッチやアプリの詳細項目設定画面に移行。


ダイヤルは有料も無料も混在していて好みのダイヤルをダウンロードして
文字盤をカスタマイズできる。

スマートウォッチ内蔵のアプリ以外にもアプリストアから機能をダウンロードして追加可能。
その他、To-Doリストやカレンダーへの記入等アプリ機能の詳細設定を行う事が可能。
使用した感想
約2週間着用して過ごした感想です。
良かった点
・操作方法が豊富
ボディに物理ボタンが4つ付いていて、アップボタンとダウンボタンでは物理ボタン操作で上下のスクロール操作も可能なので、一部操作ではディスプレイを触る必要が無いのが良い。メニュー画面への遷移も含め、物理ボタンでできる事が多いのでディスプレイを触る回数が減り衛生的に保ちやすく、汚れにくい。
・ナビゲーション機能
5衛星よる高精度の位置情報測位で、ナビゲーション機能等の便利な機能を利用する事ができる。ウォーキングやランニングの習慣がある人はとても捗るだろう。測位システムを活用した機能を持ったスマートウォッチは他社の機種にも存在するがハイエンドモデルが多いのでエントリー、ミドルクラスで搭載しているのがActive Edgeの強み。
・測定精度
睡眠測定は実際の睡眠時間とほぼ差異無く、他社のスマートウォッチと比較してもかなり精度が高かった。他の健康測定データ医療機器を持っていないので正確な精度はわからないものの肌感では精度高そう。
・バッテリー性能
ほぼデフォルト設定で約2週間使えた。
Amazfitのスマートウォッチは基本的にバッテリー性能が高く長持ちする。
どんなに機能が良くても2、3日で充電が無くなってしまっては使い勝手が悪いので
この持続は嬉しい。
気になった点
・装着感
このモデルが特別悪い、というわけではないのだがスポーツモデルはごつい傾向にあるので、
AppleWatchのようなスクエア型や一般的な丸形に比べると手首を動かした際の腕や手の甲への干渉が多く感じた。運動中はそんなに気になる動作は無いかもしれないが、日常生活の中で手首を曲げる動作時にやや干渉する点が個人的に気になった。
・見た目のカスタマイズ性
バンドは交換可能だがやや特殊な規格になっており、一般的なスライド式バネ棒では無いので市販のスマートウォッチ用バンドを使用する事が出来ない。このモデル用の交換用バンドもあるにはあるのだが公式から交換用バンドは発売されていなさそうだったので、他社から発売されている限られた種類のみとなる。
・一部機能について
Active Edgeの機能に特に気になる点はないのだが、アクティブさを売りにしているスポーツモデルなのに方位磁針機能を搭載していないのが不思議。というのも、特にスポーツモデルではない同社のスクエア型スマートウォッチには搭載されていたりするので、そっちにあって何故こっちに無いんだ。というツッコミポイント。
まとめ
スポーツモデルならではのゴツさが気にならなければ高水準でまとまったかなり良いスマートウォッチだと思います。ゴツいといってもスポーツモデルの中では大分コンパクトかとは思いますが。
上位の3万円台や4万円台のハイエンドモデルに搭載されていた機能を多く踏襲しているので、それだけでもかなりのコストパフォーマンスだと思います。
- 運動習慣のある方、これから始めようと思っている方
- 頑丈さを重視される方
- バッテリー性能を重視される方
- スポーツモデルの中でもファッション性を重視したい方
- ナビゲーション機能を搭載したスマートウォッチをお探しの方
におすすめのスマートウォッチです。
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