概要
予約していたAVIOT WA-V1-PNKが届いたので早速レビューしていきます。
スペック
項目 | 仕様 |
---|---|
ドライバー | ダイナミックドライバー |
通話用内蔵マイク | ECM マイク x 1 |
最大通話時間 | 約70時間 |
最大連続再生時間 | Bluetooth接続時 約120時間 (使用環境により変動する可能性があります) |
充電時間 | 約3時間 約10分の充電で最大11時間再生可能な急速充電対応 |
充電ポート | USB Type-C |
Bluetooth version | 5.0 |
マルチペアリング | 8デバイス |
マルチポイント | 2デバイス |
対応コーデック | AAC, SBC, LDAC |
対応プロファイル | A2DP, HFP, AVRCP |
主な特徴
アダプティブハイブリッドノイズキャンセリング:
- 最新技術で環境音を効果的に抑制し、集中力を高めます。
長時間再生バッテリー:
- 最大120時間の連続再生が可能な大容量バッテリー。
高解像度サウンド:
- 40mmハイレゾ対応ダイナミックドライバーで自然でクリアな音質。
- 「凛として時雨」のドラマーであるピエール中野氏によるチューニング・監修
優れた装着感:
- 通気性と快適性を重視した低反発ウレタンイヤーパッドで長時間の使用でも疲れにくい。
音響バランスの最適化:
- 独自のアコースティックダクト設計で重低音と中高音域のバランスを調整。
ワイヤレスハイレゾ体験:
- LDAC対応でワイヤレスでも高音質のハイレゾ音源を楽しめます。
内容物
- ヘッドホン本体
- 充電用Type-Cケーブル
- ステレオ接続ケーブル
- 専用ポーチ
- デスクフック
- 説明書類
有線接続用のステレオケーブルはナイロン製でベースモデルよりグレードアップしている。
ベースモデルには付属していないデスクフックが付属している。
金属製でしっかりしている。
外観
ピヤホン・ピッドホンシリーズお馴染みの黒×金のカラーリングがかっこいい。
ハウジングはラバー塗装で高級感がある。
コントロールは静電式タッチセンサーではなく物理ボタン式
Ⅼ側にANCボタンと充電口
R側に電源ボタン、ボリュームボタン、3.5mmステレオミニジャック
コントロールはこんな感じ。
イヤーパッド・ヘッドバンドは低反発のウレタン素材で柔らかく肌触りも良い。
ロール軸で内側に90度回転可能。
また、折り畳みも可能でここまでコンパクトにできる。
スライダーはここまで引き出し可能。目盛りなどは特に無いがクリック感で固定するタイプ。
装着した見た目
使用した感想
装着感
側圧が丁度良い(もちろん個人差はあると思うが)し軽い。
この記事を書いている間ピッドホン3を装着したまま数時間作業しているが、
痛くなったり疲れる気配は無くとても快適。
装着感はとても良いと感じた。
音質
AndroidにてLDAC接続で使用した感想。
高域、中域、低域とバランスは良いが、やや中域にフォーカスされている印象。
全体的にシャキッとしたキレのある音で、
楽器の音も一音一音はっきりとわかる程、解像感、定位感は非常に良い。
サウンドステージは縦横結構広めで、空間の広がりを感じる。
基本的にどのジャンルでも合うが、その解像度から特に近代の音楽と相性が良いと感じた。
レトロミュージックではくっきり鳴らしすぎてレトロのうまみを活かせていない感じはする。
機能
ノイズキャンセリングは個人的に強力とまではいかないが、
十分に減衰効果は感じられる。そこそこといった具合。
外音取込はかなり自然で良い。
因みに、ノイズキャンセリングも外音取込も電源がONであれば有線接続時も使用可能。
これはかなり嬉しい。
マルチポイント機能はAndroidとPCに同時接続して使用してみた。
接続は安定しており、切り替えのレスポンスは平均的に感じた。
ゲームモードは遅延テスト動画にてOFFとONで聞き比べてみた。
OFFの状態ではわずかに遅延がある(普通の動画視聴では気にならないレベル)が、
ONにした場合は肉眼で判断するのは難しいぐらいの低遅延だった。
余程遅延にシビアなジャンルでなければゲームでも問題無く使用できる。
ヘッドホン本体の物理ボタン操作で切り替えられるのもありがたい。
アプリについて
ベースモデルは非対応だった専用アプリにアップデートで先に対応。
…したはずなのだが、アプリ側のアップデートが影響しているのか
現時点は不具合でアプリに接続できない。
全機共通の不具合なのか、個体差なのかは不明だが、Xで情報収集したところアプリ側のアップデート後から機種を問わず接続の不具合がちらほら出ているようなので、アプリ側の不具合っぽい?
恐らくアプリ側の修正アップデートが近日中にあると思うので、
アプリについてはその時に追記予定。
因みに、ベースモデルも後日専用アプリに対応するらしい
10/22 追記:公式より特に発表はありませんが、どうやら一部のAndroidにてアプリに接続できない・接続しにくい不具合が発生しているようです。恐らくアプリ側のアップデートが影響していると思われ、修正されるまでは改善されないものと思われます。残念ながら未だに修正は無く、私はアプリに接続できていません。iPhoneユーザーからの不具合報告は情報収集した限りでは見受けられないので、問題無くアプリに接続できる可能性が高いです。
気になる点について
個人的にはそんなに使わないので無くても良いのだが、音声アシスタント呼出が使えないのは人によっては利便性に差が出るのでは無いだろうか。もしかしたら専用アプリでコントロールカスタマイズ可能かもしれないが、その専用アプリも現在不具合で利用できない為一応気になる点として挙げておく。
総評
LDAC対応、ANC、マルチポイント、長時間長再生、折り畳み可能、有線接続可能と全部入りで、
音質もデザインもかなり好みで個人的には大満足だった。
個人的には3万帯、4万帯でもおかしくない性能・スペックに感じた。
これで2万未満はかなりのコストパフォーマンスだと思う。
欲しい機能は全て搭載しているし、音質・デザインも満足で革新的な機能や構成で無い限りワイヤレスヘッドホンは当分これで良いかなという感じ。
- 音質・コスパを重視する方におすすめです
新着記事