SOUNDPEATS Air5 レビュー アダプティブANC搭載インナーイヤー型ワイヤレスイヤホン

イヤホン
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概要

今回はSOUNDPEATS Airシリーズ最新作、Air5をレビューしていきます。

参考価格:¥9,680

製品仕様

aptX Adaptive

内容物

  • ケース含むイヤホン本体
  • 充電ケーブル
  • 説明書類

外観

ケースはやや縦長で握れるぐらいコンパクト。
マットな質感で指紋が目立ちにくい。

底面にはType-C充電口とペアリングリセットボタン

蓋を開けるとこんな感じ。

本体はインナーイヤー型

コントロール

またコントロールは専用アプリにてカスタマイズ可能

重さ

本体片側約4.5g

ケース込みで約44.2g

左がAir4 Lite 右がAir3 Deluxe HS

同ブランドで所持しているインナーイヤー型と本体外観を比較してみた。

ピント合ってなくてすみません汗

前作のAir4シリーズと比較するとフィルターの造りが違う。
どちらかと言えばAir3シリーズに近い。

耳に入れるシェル部分はAir4シリーズよりもややコンパクトになっている。

装着した見た目・装着感

耳に入るシェル部分はかなりコンパクトで全く圧迫感が無いので、本当にただ耳に引っ掛けるだけといった装着感で、着けている事を忘れそう。

過去Airシリーズと比較すると最もコンパクトに感じる。

専用アプリについて

専用アプリは『PEATS Audio』

モード切替やイコライザ設定を行う事ができる。

ノイキャンは5種類のタイプが選択可能。

イコライザーは聴覚テストを行い個人に合わせて自動作成する適応型EQ、既に設定済みのプリセット、自分で調整するカスタムEQの3パターンから選ぶ事ができる。

使用した感想

AndroidにてaptX Adaptive接続で使用した感想。

装着感

本当にただ耳の中に引っ掛けているだけといった装着感で、
圧迫感は全くなく、重さもほぼ感じない。快適さは同ブランドの他インナーイヤー型と比較すると最も快適に感じる。

しかし、圧迫感が無い代わりに安定性はそこまでないので、激しく動くと脱落する可能性があり運動にはあまり向かないと思う。

音質

耳当たりは自然で、やや中音域にフォーカスされている印象。サウンドステージは特別狭くも広くもなく普通に感じる。シェルがコンパクトになり物理的な遮音性が下がった影響かもしれないが低域が同ブランドインナーイヤー型の中で最も控えめに感じる。サブベースはギリギリ感じられるか感じられないか程度しか拾わない。

ややキレのあるAir4シリーズよりはナチュラルなAir3シリーズの系譜に感じる。

機能

・ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリング効力はそこそこ。
ANCを搭載したインナーイヤー型という狭いくくりで見れば強い方だと思う。
密閉しない構造上物理的な遮音性はほぼ無いが、
ANCのみでもしっかり効果を感じられるぐらいには減衰してくれる。
音楽や動画に没入するには十分。

・アプリ
サウンドピーツの専用アプリは多機能、と言える程ではないが、マストな機能は全て押さえている。
新アプリになったことによりコントロールカスタマイズに対応したのは同ブランドの過去インナーイヤー型よりも利便性が上がったといえる。

・ゲームモード
遅延テスト動画で通常時と比較してみたが、ワイヤレスイヤホンの中でも限りなく肉眼で遅延を確認する事はできないぐらい低遅延。しかし、通常モードでも他ブランドのゲームモード並みに低遅延なので特別なこだわりが無ければ使わなくても良さそう。

イヤホン本体の操作だけでゲームモードに切り替えられる点はポイント高い。

・マルチポイント
・音声再生時のデバイス自動切り替え無し
・切替レスポンスやや遅め。後発デバイスで再生されるまで4秒前後かかる(使用デバイス、環境により異なる可能性有)

気になった点

ケース内は本体がむき出しになっている面積が大きく取り出しやすい構造なのだが、
ケース蓋を最大に開いた状態でイヤホン本体の上に蓋が覆いかぶさる状態で止まってしまう為、上にスライドさせて取り出しにくく、奥から手前に倒すように取り出す形になる。
せっかくの設計を活かしきれていない。が、それでも摘まめる面積が少なかった以前のナンバリングと比較するとまだ取り出しやすいか。

どんな人におすすめか

シェルのコンパクトさから装着時の快適さは最高クラスで、一般的なサイズのイヤホンが窮屈に感じる耳の小さな方にもおすすめです。

  • 装着感の快適さとノイキャンを両立したい方
  • コスパを重視する方

ANC搭載のインナーイヤー型は現在でも少ない為、有力な選択肢かと思います。

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