TRUEFREE Clip C10 レビュー いくら何でもやりすぎ!?価格破壊イヤーカフ型ワイヤレスオープンイヤーイヤホン

イヤホン
スポンサーリンク
スポンサーリンク

概要

今回はTRUEFREEより発売のイヤーカフイヤホン『Clip C10』をレビューしていきます。

提供:TRUEFREE

通常価格:¥4,680 税込

期間限定Amazonクーポンコード:TFC100312
割引率:5%
有効期限:3/24 00:01から 4/13 23:59 まで
※期間中に販売ページ掲載のクーポンと併用可能。
15%OFFクーポン+5%OFFクーポン併用で4680円→3744円

動画レビューはこちら↓

TRUEFREEとは

ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチを中心に最安クラスのかなりお手頃な価格帯で展開しているブランドで、同ジャンルを展開している他社と比較してもそのコストパフォーマンスは目を見張るものがあります。ブランドからは明言されていませんが、SOUNDPEATSのサブブランド、もしくは関連ブランドである可能性が高く、製品や専用アプリには共通点が多くみられます。

主な特徴

  • 耳を塞がない快適デザイン:イヤーカフ型で圧迫感ゼロ。眼鏡や帽子と干渉せず、長時間使用でも疲れにくい。IPX5防水で汗や雨にも対応。
  • 高音質&立体サウンド:12mmデュアルマグネットドライバー搭載。専用アプリで360°空間オーディオ&自動EQ調整。
  • 長時間再生&高速充電:最大28時間再生、10分充電で1.5時間使用可。Bluetooth 5.4で安定接続&2台同時接続対応。
  • ゲーム&通話特化:0.06秒低遅延モード搭載。防風ノイズキャンセルマイクで屋外通話もクリア。
  • カスタマイズ可能な操作性:左右自動判別機能&タッチ操作のカスタマイズ可。肌に優しいTPU素材採用。
  • 多用途対応のユニバーサル設計:ズレにくく、耳栓が苦手な人や小耳の方にも最適。専用アプリでファームウェア更新推奨。

スペック・製品仕様

項目TRUEFREE Clip C10SOUNDPEATS
UUイヤーカフイヤホン
価格4,680円6,180円
周波数範囲20Hz-20KHz20Hz-20KHz
ドライバー構成12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー10.8mm デュアルマグネットダイナミックドライバー
対応コーデックAAC/SBCAAC/SBC
Bluetoothバージョン5.45.4
再生可能時間 (イヤホン / 充電ケース)8時間 / 28時間8時間 / 30時間
充電時間 (イヤホン / 充電ケース)90分/120分90分/120分
充電方式USB Type-CUSB Type-C
急速充電10分で最大1.5時間再生10分で最大2時間再生
防水性能(イヤホン本体)IPX5IPX5
操作方式物理ボタン物理ボタン
マルチポイント
空間オーディオ
低遅延モード
左右自動切替
排水機能
重量(イヤホン片側)
※実測値
約5.3g約4.8g
重量(ケース込み)
※実測値
約43.3g約46.7g

内容物

  • イヤホン本体+充電ケース
  • 充電ケーブル
  • 説明書類

外観

充電ケースはスクエア型。指紋が目立ちにくいマット仕上げ。

左:UUイヤーカフイヤホン 右:TRUEFREE Clip C10

価格帯が近いSOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホンとケースを比較すると一回り大きいぐらい。

背面にUSB-C充電口とペアリングリセットボタン。

前面にインジケータ搭載。

ケースを開くとこんな感じ収納されており、ブリッジ部分がせり出しているので取り出しやすいです。

ⅬRの表記はありますが、左右自動切替機能が備わっているので逆に収納しても次回装着時には自動的に左右が識別され切り替わる為左右を気にすることなく収納する事ができます。3万円近いHUAWEI Freeclipが搭載していた機能を1/5未満の価格で搭載しています。

イヤホン本体は出音部が球状、操作部がビーンズ状の形状をしています。
ブリッジ部分は細めで、形状記憶合金とTPU素材で柔軟性があり多くの耳型にフィットする仕様。

コントロールは物理ボタン式なのでセンサー式に比べ誤操作が起こりにくい点が良いです。
ビーンズ部分には細かいテクスチャが施されており安価な割にチープさは感じません。

左:SOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホン 右:TRUEFREE Clip C10

SOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホンと比較するとビーンズ状の操作部は一回り大きく、
ブリッジ部分はわずかに細く短いです。

専用アプリについて

この価格帯ながら専用アプリにも対応していて、ゲームモード(低遅延モード)、コントロールカスタマイズ、イコライザー等定番機能の他、ムービーモード(空間オーディオ)、排水モード、イヤホンを探す機能、通知音のボリューム調整、言語選択まで搭載されており、5000円未満のワイヤレスイヤホンとは思えない充実度です。

ダイナミックEQは低音を強化するイコライザーで、通常のイコライザーとは区別されています。

イコライザーは設定済みのプリセット、自分で細かく調整可能なカスタムイコライザー、聴覚テストで自分に最適化するアダプティブイコライザの3種類から選ぶ事ができます。

コントロールはシングル、ダブル、トリプル、長押しと割り当てできる項目が多いので、殆どの操作を自分好みにカスタムできます。

イヤホンを探す機能はイヤホン本体からアラームを鳴らす事が出来る他、位置情報を表示する事までできます。

その他、仮眠やチルタイムに使えるリラックスミュージックも用意されています。

使用した感想

装着した見た目・装着感

装着した見た目はブリッジ部分が細く、短めなので前から見た時に横に殆ど飛び出さず自然です。
耳後ろ部分がやや大きいですがあまり見えないところなので実際は特に気になりません。

ビーンズ状の操作部が大きいおかげで接触面積が大きく、安定性はかなり高く激しく動いても全くずれません。ランニングやスポーツ等激しく動く場面でも問題無く使えます。しっかりホールドされていますが、圧迫感は無く本体も軽い為装着している感覚はほぼありません。

音質について

AndroidにてAAC接続で使用した感想です。
高域から低域まで全体的に見通しが良く、音の粒子が細かく耳当たりの良いサウンドです。
サブベース等の細かい音もしっかり拾い、ボーカルも明瞭です。
低域は通常だとやや控えめですが、ダイナミックEQをONにする事で深さ・アタック感のある低音に強化され聴きごたえのあるサウンドになります。
サウンドステージは広めでオープンイヤーなので抜けも良いです。
5000円でこの音質なら十二分です。

主な機能について

マルチポイント機能について

Android2台に同時接続して試してみました。
先発デバイス再生中に後発デバイスを割り込めないタイプ。切替レスポンスは2秒~3秒程。

ゲームモードについて

遅延テストアプリにてオンとオフで比較してみました。

オフの状態で約0.08~0.09秒程度、オンの状態で約0.06秒程でした。
動画では全く遅延が気にならず、ゲームでもカジュアルに楽しむ分には感じない程度の低遅延です。

ムービーモードについて

オンにすると空間が前後に広がるような印象を受け、映画館で鑑賞している時の音響感に近い印象を受けました。名前通り映画との相性は良いですが、音像がやや前側に移動する為ASMRのような通常の定位を前提としたコンテンツではややズレが生じ違和感を感じます。

気になった点

・充電ケースのヒンジ部分

充電ケース蓋のヒンジ部分は特に補強されている訳でも無く、ケースと同じ素材なので強度にやや不安が残り、負荷をかけすぎるとヒンジ部分が折れてしまいそう。価格が価格なのでこういった部分は仕方ないですね。普通に使っていれば問題ないです。

・イヤホンを探す機能の精度について

イヤホンを探す機能内の位置表示精度が微妙で、実際の位置から数百メートルずれて表示されていました。大体どの場所にあるかはわかりますが、正確な場所をズバリ特定するのは難しそうです。個人的には価格を考えれば十分すぎますが。

・音漏れは大きめ

音漏れは他のイヤーカフイヤホンと比較しても大きめでした。
オフィスや図書館、電車の中等静かな環境や人と密接した環境だと使用するのは難しいと感じます。

総評

UUイヤーカフイヤホンと比較してそれぞれの項目でどちらが優れているか決めてみました。

※個人的見解です優れている方
装着感の快適さSOUNDPEATS
UUイヤーカフイヤホン
ビルドクオリティSOUNDPEATS
UUイヤーカフイヤホン
音質TRUEFREE Clip C10
通話音質TRUEFREE Clip C10
マルチポイント性能SOUNDPEATS
UUイヤーカフイヤホン
遅延の少なさTRUEFREE Clip C10
空間オーディオの性能SOUNDPEATS
UUイヤーカフイヤホン

正直「これはやりすぎだろ」と思うぐらいコストパフォーマンスが凄いです。
コスパ最強と名高いSOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホンと機能や性能は同程度なのに、1000円以上更に安い価格で販売されています。関連ブランドと言えど、何か差別化できる要素を加えた方が良かったのではないかとさえ思います。

ワイヤレスイヤホンにそこまで拘りが無い人や、イヤーカフ型を試してみたい人にとって、5000円以上か未満か、というのは結構大きな差なのではないでしょうか。

ただ、音漏れは結構する為、使用するシーンは選ぶ必要があります。

在宅ワークや家事等の作業中、ランニング等の周りの人が気にならない環境でのながら聴きにおすすめです。また、5000円未満とオーディオブランドから出ているイヤーカフイヤホンとしてはかなりお手頃で機能の充実度もトップクラスなので、イヤーカフイヤホンを試してみたい、という人にもおすすめです。

タイトルとURLをコピーしました