概要
今回はLIFEEAR(ライフイヤー)より発売のイヤホン「Duo」をレビューしていきます。
提供:LIFEEAR

販売価格:27,800円 税込
動画版はこちら↓
LIFEEARとは
LIFEEARは、プロのアーティストが使う高性能なイヤホン(カスタムIEM)をもっと身近にしたいと考え、東京で生まれたブランドです。
従来の高価で時間のかかるオーダーメイドのカスタムIEMを、独自の技術で手頃な価格と短納期で提供しています。プロの品質はそのままに、一般の人が楽しめる豊富な種類のイヤホンも開発・販売しています。
製品の主な特徴
✅ プロ仕様の高音質を日常で
- カスタムIEM「LIFEEAR Flow」と同じドライバー構成を採用。
- プロアーティスト向けIEMの製造ノウハウを活かした音質設計。
🔄 2WAY接続(有線/ワイヤレス)
- 有線モード(MMCX):
ライブ会場のような音の広がり、立体感あるクリアサウンドで高音域の繊細な表現に優れる。 - ワイヤレスモード:
低域の量感が加わり、ジャンル問わず快適に楽しめるバランスの良いサウンド。
🔊 音質・機能面のこだわり
- BA+DDのハイブリッド構成:
力強い低音と繊細な高音を立体的に再現。 - 独自開発の7.5mmDDドライバー搭載:
小型でもカスタムIEM級の音質を実現。
👂 快適な装着感と実用性
- ユニバーサルデザインで誰でも簡単に装着。
- 人間工学に基づいたフィット設計。
📞 通話性能とカスタマイズ性
- ノイズキャンセリング通話対応:
周囲の騒音に左右されずクリアな会話が可能。 - フェイスプレート着せ替え対応(特許取得済):
本体カラーとの組み合わせで、自分だけのデザインにカスタマイズ可能。
スペック・製品仕様
内容物

- イヤホン本体
- イヤーピース3組(1組装着済み)
- 充電ケーブル
- MMCXアシストツール
- 説明書類
- キャリングケース
外観



まず最初に説明しておきたいのですが、シェルのカラーは
ブラック/ブルー/パープル/グリーン/オレンジ/ピンク
のカラーバリエーションがあり、その中から左右同色か、+2000円で左右を別の色にするか選ぶ事ができます。画像はブルーとグリーンのシェルです。



イヤホンの形状はインイヤーモニター型で、樹脂製のクリアシェルが綺麗です。
カスタムIEM専門店のユニバーサルIEMという事で、シェルには耳型に基づいた高精度な隆起があります。
余談ですが、ドライバー構成は価格が倍以上する同ブランドのカスタムIEM「Flow」と同じらしいです。
有線・ワイヤレスどちらでも使える仕様で、有線のコネクタはMMCXです。(注意:イヤホンケーブルは付属しないので、自分で用意する必要があります。)
イヤホン本体に直接充電する形式なので充電ケースは無く、その仕様もあってか単体最大12時間連続再生とかなりのロングバッテリーとなっています。また、仮にバッテリーが切れたとしてもケーブルを接続すればすぐに有線接続で使用できる点が良いですね
ノズルの口径や長さは有線イヤホンというよりワイヤレスイヤホンに近いので、イヤーピースをカスタムする場合はワイヤレス用のものが合いそうです。
出典:life-ear.jp
また、フェイスプレートは着せ替え可能で、公式サイトで販売されている100種類以上のフェイスプレートから選んで自分好みのデザインにカスタムできる仕様です。

フェイスプレートの先端部分が一箇所僅かに浮いているので、ここから剥がすように取り外します。


取り外すとこんな感じ。本体側が雄、フェイスプレート側が雌になって組み付いています。

フェイスプレートは片側単体から販売されているので、左右で違うフェイスプレートを選んでカスタマイズする事もできます。
フェイスプレートの価格も片側500円〜980円とリーズナブルです。
左右セットで購入すると100円ずつ割り引かれて少しお得に購入できます。

シェル本体のカラーとフェイスプレートの組み合わせはかなりの数で、自分だけのイヤホンにカスタムできそうです。

ワイヤレスで使用する際はフェイスプレートに触れて電源をONにします。有線で使用する際は電源をOFFにします。電源ONは左右それぞれ行う必要がありますが、電源OFF時は片側をOFFにすれば両方切れます。
その他ワイヤレスで使用する際は一般的なワイヤレスイヤホン同様フェイスプレートをタップする事で曲送りやモード切替等のコントロールが可能です。
出典:life-ear.jp
音声アシスタントや外音取り込み機能、ゲームモード等も使用する事が出来ます。

本体の充電は付属のUSB-C to MMCX専用ケーブルで行います。一応公式サイトで単品で購入できますが、恐らく他では買えないので紛失したり破損しないよう注意。

見た目から重そうに見えますが本体片側は約6.2gと案外普通。
使用した感想
装着した見た目・装着感について


流石はカスタムIEM専門店だけあってシェルのフィット感は素晴らしく、耳甲介の形にぴったりと隙間無くフィットしました。個人差はあるでしょうが、私は全く圧迫感も感じず快適です。しっかりと全体でホールドされているので、ワイヤレスで使用しても全く落ちそうになる気配がなく安定しています。
装着感は文句無しに最高です。
耳にジャストフィットするシェルと、本体に厚みがあるおかげで物理遮音性が高く、ANCが無くてもそれなりに環境音を減衰してくれます。


有線だとこんな感じ。
本体シェル、フェイスプレート、リケーブル対応とカスタマイズ要素が盛り沢山でデザインを考えるだけでわくわくします。
音質について
AndroidにてaptXAdaptiveで使用した感想です。
中高音域は誇張のないナチュラルな音で、低域はウォーミーで量感・空気感を感じる、ややローが出たバランスの印象を受けました。
サウンドステージは特別広くも狭くもなく、といった具合ですが、低域の特性により空間が立体的に感じられます。
有線の音質に関しては有線用のケーブルが付属せずベースとしての音質が無いので割愛しますが、手持ちのMMCXケーブルを色々試してみたところ、ケーブルの特性が素直に乗る印象を受けました。
通話音質について
通話音質は声がとてもクリアで、良いと思います。
主な機能について
外音取込機能について
やや不自然ではありますが、実際の耳で聞くよりも外の音が大きく拡声されているような印象で、聞き取りやすかったです。
マルチポイント機能について
Android2台に同時接続して試してみました。
先発デバイス再生中は後発デバイスで割り込み不可のタイプで、切り替えレスポンスは約2秒程でした。
ゲームモードについて
遅延テストアプリにてオンとオフで比べてみました。オフの状態でも約0.07秒程と低遅延で、オンの状態で0.05〜0.06秒程度に減衰しました。動画を楽しむ分には全く気にならず、ゲームも余程遅延に対してシビアなジャンルでなければ気にならないです。
気になった点

MMCXなので最初は特にコネクタが硬いです。
外す時はアシストツールを使うことで比較的簡単に取り外す事ができますが、接続する時がシェルやケーブルを傷めてしまわないか心配になります。使っている内に多少マシになるとはおもいますが、最初はより慎重に扱った方が良いです。
また、着脱時に力を入れる為にフェイスプレート部分に無意識に触れてしまい電源が入ってしまう、モードが切り替わってしまう、という事が多々ありました。

また、専用の充電ケーブルが短いかなぁと個人的に感じました。モバイルバッテリー等で使用する場合は特に気になりませんが、デスク周りやコンセント周りだとやや扱いにくさを感じました。
総評
ワイヤレス/有線の2WAYスタイル、カスタムIEM専門店ならではの圧倒的な装着感、着せ替え可能なフェイスプレート、と、全てが詰まった究極のIEMだと思います。
屋内では有線イヤホン、屋外はワイヤレスイヤホン、と使い分けていた人、使い分けたい人も、このイヤホン1つで完結します。
また、ワイヤレスイヤホンはバッテリーの劣化で何れ使用できなくなってしまう運命にありますが、こちらのイヤホンは有線接続にも対応しているので仮にバッテリーが劣化したとしても有線イヤホンとして使い続けられる点はこのイヤホンの強みだと思います。
- 音質も利便性も重要視する人
- ゲームや動画視聴もする人
- バッテリー切れの心配をしたくない人
- 複数デバイスを使い分ける人
- 外でも家でも使いたい人
- 自分だけのデザインをカスタムしたい人
におすすめです。

専用クーポンコード:ARAGE10
期限:25年6月末まで
内容:5,000円以上購入で合計金額から10%OFF
条件 ・5,000円以上〜使用可能 ・一部割引対象外商品あり(IPコラボ製品やハンドメイド製品など) ・おひとり様1回限り ・他クーポン併用不可