製品の概要
FIIO M21は、2025年6月20日に登場するFIIOの最新エントリークラスデジタルオーディオプレーヤー(DAP)です。上位モデルの技術や設計思想を受け継ぎつつ、価格を抑えたコストパフォーマンスに優れた一台。ポータブルとデスクトップの2モード対応、4基のDACチップを搭載したフルバランス設計、高出力駆動など、従来の“エントリー”の枠を超えた仕様が魅力です。
- ブランド名:FIIO
- モデル名:M21
- 発売日:2025年6月20日
- 参考価格:¥54,394(税込)
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製品の特徴
■ デスクトップモード搭載で長寿命バッテリー運用
特許取得済みの「デスクトップモード」を搭載。外部電源での駆動に切り替えることで、バッテリーを消耗せずに使用可能。長時間の据え置き利用でもバッテリーの寿命を守れます。
■ スーパーハイゲイン対応の高出力設計
デスクトップモードでは最大950mW(32Ω)の高出力を実現。ハイインピーダンスのヘッドホンでも余裕でドライブ可能です。
■ 4基のCS43198 DAC搭載:フルバランス設計
Cirrus Logic製DAC「CS43198」を4基搭載した8chフルバランスアーキテクチャ。上位機種並みの音場表現と分離感を実現し、解像度の高いリスニング体験が可能です。
■ 豊富な接続端子と拡張性
3.5mm/4.4mmのヘッドホン・ライン出力に加え、S/PDIFやUSBデジタル出力にも対応。外部DACやスピーカーとも高相性。
■ 高品質な外装と操作性
アルミ合金ボディにAGフロストガラスを採用。背面は上質で滑りにくく、画面には撥油コーティングも施され、操作性も快適です。
■ Snapdragon 680搭載+Android13
スマホレベルの操作性を誇るSnapdragon 680を搭載。Android 13を採用し、ストリーミングアプリも快適に利用可能。
■ フェムト秒クロック+独立電源設計
高精度なフェムト秒クロックを内蔵し、ジッターの少ない純粋なサウンドを実現。DACやアンプに個別の電源を供給し、パーツの性能を最大限に発揮します。
製品スペック・製品仕様表
項目 | 内容 |
---|---|
SoC | Qualcomm Snapdragon 680 |
OS | Android 13 |
DACチップ | CS43198 × 4 |
アンプ構成 | OPA1692×2、SGM8262-2×2 |
画面 | 4.7インチ(1334×750) |
出力端子 | 3.5mm / 4.4mm(ヘッドホン・ライン兼用) |
デジタル出力 | SPDIF(3.5mm)、USB Type-C |
Bluetooth | Ver.5.0(送信:SBC/AAC/aptX/aptX HD/LHDC/LDAC、受信:SBC/AAC/LDAC) |
バッテリー容量 | 4000mAh |
再生時間 | 約15時間(シングルエンド)/約12.5時間(バランス) |
急速充電 | 20W PD対応(独立給電端子) |
対応インピーダンス | 8〜350Ω |
最大出力 | 950mW(32Ω・バランス) |
ストレージ | 64GB(52GB使用可能)+microSD(最大2TB) |
寸法・重量 | 約68×121×17mm・約193g |
付属品 | 保護ケース、USBケーブル、画面保護フィルム(貼付済)、保証書、ガイド |
どんな人におすすめか
FIIO M21は、音質重視のエントリーユーザーから中級者のサブ機まで幅広くおすすめできるプレーヤーです。
- 初めてDAPを購入するが、中途半端な性能では満足できない方
- ハイインピーダンスのヘッドホンも鳴らせる高出力モデルを探している方
- デスクと外出先の両方で快適に使いたい“2WAY運用”志向の方
- 音源再生だけでなく、ストリーミング用途にも活用したい方
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