ROSESELSA OpenFree レビュー デザインは可愛いのに性能はイカツいイヤーカフ型ワイヤレスイヤホン

概要

今回はROSESELSAより発売のイヤーカフ型オープンイヤーワイヤレスイヤホン『ROSESELSA OpenFree』をレビューしていきます。

動画版はこちら↓

提供：ROSESELSA

※当製品は記事制作時点で日本の技適未取得につき、総務省へ届け出を提出し『技適未取得機器を用いた実験等の特例制度』を用いて動作確認を行っております。

ROSESELSA（ローズセルサ）とは

ROSESELSA（ローズセルサ）、旧称ROSE TECHNICS（ローズテクニクス）は、2015年に設立されたオーディオブランドで、卓越した音質再現を追求しています。 同社は、オリジナルデザインとシンプルさを重視し、クラシックでエレガントな製品を提供することを理念としています。

製品の主な特徴

スペック・製品仕様

内容物

• イヤホン本体＋充電ケース
• 充電ケーブル
• 説明書

外観

充電ケースは高さのあるボックス型。ツルっとした質感でぱっと見化粧品のような可愛らしいデザイン。ケース前面にはインジケーター搭載。

ケース背面には充電ポートと初期化ボタンを搭載。ケース右側面にはストラップホールを搭載しているので鞄に着けたり、紛失防止タグを付けたり色々な使い方ができます。

蓋を開けるとこんな感じ。蓋は90度開きます。開いた状態でカチッと保持される訳ではありませんがある程度保持力があるので傾けても簡単に閉じたりはしません。本体周りは空間が空いているもののやや狭めで指が入らず、かつイヤホン本体は深めに収納されておりケースからせり出している部分が僅かなのでやや取り出しにくく感じます。せっかくイヤホン本体がイヤーカフ型でつまみやすい形状をしているだけにここは少し勿体ない気がします。

イヤホン本体は出音部と操作部がU字のブリッジで繋がっていて、耳に挟んで使用する所謂『イヤーカフ型』です。これはこのカラーに限った話ですが淡いパステルカラーがマカロンみたいで可愛いですね。

コントロールはタッチセンサー式で、耳後ろに来る平面部分をタップして操作します。

イヤホン本体片側約5.4g、ケース込みで約56.7gとどちらもワイヤレスイヤホンとしては平均的といったところでしょうか。

専用アプリについて

専用アプリ『RoseLink』では大きく分けて「制御」「広場」「個人センター」の3つの項目に分かれています。

「制御」ではモード切替だったりコントロールカスタマイズ、コーデック、イコライザの切替などを行う事ができます。

「広場」では同ブランドの製品情報を確認できたり、ホワイトノイズ機能（環境音）を使用する事ができます。

「個人センター」では主にアプリ言語やアプリテーマの切替が可能です。

イコライザーはデフォルトと低音強化の2種のみとシンプルで、カスタムイコライザーは非搭載です。
SBC/AACの他LC3、LHDC、LDACと対応コーデックはかなり豪華です。
LC3、LHDC、LDACはこのアプリからでないと適用できないのでBluetooth設定項目で混乱しないよう注意です。マルチポイント接続時はSBC/AACが適用されるようです。その他コーデックとマルチポイントの併用はできません。

使用した感想

装着感について

挟み込む力は比較的緩めで装着してる感はほぼなく着けている事を忘れるぐらいかなり軽やか。
軽い運動なら全く問題ありませんが、激しい運動だと遠心力で脱落する可能性有。

音質について

ROSESELSA音質と言える、非常に解像度が高くキレのある寒色系のサウンドです。
オープンイヤー型という事を感じさせない音の粒立ちの良さで、オープンイヤー型にありがちな輪郭のぼやけを感じません。中高音域は高い解像度ながら刺さらず、見通しが良いクリアな音です。低音はデフォルトだとやや控えめで、BASSイコライザーにすることで丁度良くなるぐらいのバランスです。引き締まったタイトな低音で、中高音域を邪魔しません。サウンドステージは横に広く感じました。

SBC、AAC、LC3は特に差は感じませんが、LDACはより一層解像度が増す印象を受け差を感じました。
LHDCは試せる環境が無かったので未試聴です。

通話音質はイヤホンから録音して聞いてみました。
とても声が聞き取りやすくクリアで、こちらも音質は良いと思います。

主な機能について

マルチポイント機能はAndroid2台に同時接続して試してみました。
先発デバイス再生中に後発デバイスを割り込みできるタイプで、切替レスポンスも約2秒程と比較的早めで優秀です。

ゲームモードは遅延測定アプリで計測してみました。
今回採用されている中で最も低遅延なLC３使用時に適用したところ、なんと0.02秒～0.03秒程でした。
ワイヤレスイヤホンの多くはゲームモードを使用しても0.06～0.1秒ぐらいが殆どですから、これはかなりの低遅延と言えます。これなら動画はもちろん、FPSや格闘ゲームもワイヤレスで遅延を気にせず楽しめるレベルです。長時間再生が可能な事もあり、ゲームとの相性は非常に良いですね。

気になった点

・イヤホン本体はやや取り出しづらい

外観でも少し触れましたがせっかくつまみやすいイヤーカフ型なのに本体が殆どせり出していないのでやや取り出しづらいです。充電ケースの高さをもう少し下げるかイヤホン自体をもう少しせり出させるだけでも大分違うのですが。ここは少し勿体ないですね。

・ボイスガイダンスが中国語固定

レビュー制作時点では現状ボイスガイダンスの対応言語は中国語のみとなっており、可愛らしい女性のボイスガイダンスが聞こえるのですが何を言っているのかさっぱりわかりません。ただ、専用アプリや説明書が日本語に対応している事を考えると今後アップデートで対応する可能性はあるかもしれませんね。

総評

『ROSESELSA OpenFree』は、45.99 $という価格帯とは思えない高音質・高機能を備えたオープンイヤー型ワイヤレスイヤホンです。
10mmトポロジカルダイアフラム採用のドライバーによる高解像度でクリアな寒色系サウンドは、オープンイヤー型の弱点を感じさせない完成度。LDAC・LHDC・LC3など高音質／低遅延コーデックへの対応や、約0.02秒の超低遅延ゲームモード、最大52時間のバッテリー持ちなど、価格破壊レベルのスペックを誇ります。

装着感は軽やかで快適。デザインも可愛らしく、ファッション性も高め。専用アプリも直感的に使いやすく、コントロールカスタマイズやモード切替などもスムーズに行えます。

一方で、ケースからイヤホンが取り出しにくい、ボイスガイダンスが中国語固定といった細かな欠点はあるものの、致命的というほどではありません。

総じて、コストパフォーマンスに優れた非常に完成度の高い製品であることは間違いありません。

こんな人におすすめ！

• 🎧 耳をふさがない快適なイヤホンを探している人
  → イヤーカフ型＋軽い装着感で長時間の使用もストレスフリー。
• 🎮 ワイヤレスでゲームや動画を楽しみたい人
  → LC3＋ゲームモードで驚異の0.02秒台の低遅延を実現。
• 💬 通話の多いビジネスユーザーや在宅ワーカー
  → AIノイズリダクション＋ビームフォーミングでクリアな通話音声。
• 🧘 屋外での散歩や軽い運動、仕事中のながら聴きに最適なイヤホンを探している人
  → 開放型で周囲の音を取り込みつつ高音質を実現。IPX4防水も安心。
• 💰 低予算で高性能なイヤホンが欲しい人
  → 45.99 $という価格でLDACやマルチポイントまで対応しているのは異常なレベル。

ROSESELSA OpenFree オープンイヤーイヤホンワイヤレス Bluetooth イヤークリップヘッドフォン軽量快適イヤホンデザインフィットスポーツランニング - AliExpress

Smarter Shopping, Better Living! Aliexpress.com

s.click.aliexpress.com

ROSESELSA OpenFree Open Ear Earbuds LDAC LHDC HiFi Sound Wireless Earphones IPX4 Workout Jogging 52H Battery LC3 Game Mode 20ms Bluetooth 5.4

rosetechnics.com