製品の概要
ATH-TWX9MK2は、オーディオテクニカが誇る最新技術を惜しみなく詰め込んだ完全ワイヤレスイヤホンです。新開発の「Pure Motion Driver™」を搭載し、解像度の高い音質と、強化されたハイブリッド・ノイズキャンセリング機能により、かつてないリスニング体験を提供します。装着感や衛生面、操作性にまで細やかに配慮された設計で、まさに“完成形”と言える一台です。
- ブランド名:Audio-Technica(オーディオテクニカ)
- モデル名:ATH-TWX9MK2
- 発売日:2025年7月11日予定
- 参考価格:38,500円(税込)
製品の特徴
新開発「Pure Motion Driver™」搭載
高音から低音まで優れた過渡特性を発揮する複合振動板により、雑味のない高解像度なサウンドを実現。
高精度ノイズキャンセリング
MEMSマイクとドライバーの性能向上により、静寂空間を再構築。
- パーソナライズNC:耳の形に最適化
- オプティマイズNC:周囲の騒音に自動対応
- 5種類のプリセットモード搭載(Airplane、Trainなど)
除菌機能付き充電ケース
深紫外線LEDでイヤホン表面を約70秒間除菌。衛生面でも安心。
抜群の装着感
人間工学に基づいたキャビティフィット設計と、独自のハイブリッドイヤピースにより、長時間装着でも快適。
外音取り込み・通話機能も充実
- ヒアスルー/クイックヒアスルー機能で周囲の音も自然に
- ビームフォーミングマイクで通話もクリア
専用アプリ「Connect」に対応
- 製品の位置検索
- サウンドスケープ再生(自然音など)
- タッチ感度/音量ステップ数の設定変更も可能
ワイヤレス充電対応
Qi充電器に置くだけ。USB-Cでも充電可能。
製品のスペック・製品仕様表
項目 | 内容 |
---|---|
ドライバー | φ5.8mm Pure Motion Driver™ |
形式 | ダイナミック型 |
出力音圧レベル | 105dB/mW |
再生周波数帯域 | 10~40,000Hz |
インピーダンス | 16Ω |
マイク | MEMS型、全指向性、-38dB感度 |
Bluetooth | Ver.5.2、最大通信距離10m |
対応コーデック | aptX Adaptive、aptX、AAC、SBC |
防滴仕様 | IPX4(イヤホンのみ) |
バッテリー | 再生時間:約6時間(NC ON)/約6.5時間(NC OFF)ケース併用:約18.5時間(NC ON)/約20時間(NC OFF) |
充電方式 | USB Type-C/Qiワイヤレス |
質量 | 約5.5g(片耳)、ケース:約56.7g |
付属品 | USBケーブル、イヤピース各種(Short/Standard/Long、各XS〜L) |
前モデルとの違いは?
オーディオテクニカの完全ワイヤレスイヤホン ATH-TWX9MK2 と ATH-TWX9 のスペックを比較し、その違いと進化点をまとめました。
WX9MK2 と ATH-TWX9 のスペック比較表
スペック項目 | ATH-TWX9MK2 (新モデル) | ATH-TWX9 (前モデル) | 違い |
ドライバー | φ5.8mm Pure Motion Driver™ (複合振動板) | φ5.8mm 高解像ドライバー (3層マルチレイヤー振動板) | 新開発ドライバーに変更 |
出力音圧レベル | 105dB/mW | 102dB/mW | 感度向上 (+3dB) |
マイク周波数帯域 | 20~10,000Hz | 100~16,000Hz | 低音域拡大、高音域を調整 |
イヤホン質量 | 約5.5g (片側) | 約5.4g (片側) | わずかに増加 (+0.1g) |
充電ケース質量 | 約56.7g | 約55.9g | わずかに増加 (+0.8g) |
イヤピース | 独自開発コンフォートフィットイヤピース (ハイブリッド構造) | 3種類のイヤピース (Short/Standard/Long) | 装着感を高める新開発イヤピース |
アプリ機能 | サウンドスケープ機能 | オクルージョンキャンセリング | 集中と休息をサポートする機能が追加 |
付属品 (USBケーブル) | 50cm (Type-A/Type-C) | 30cm (Type-A/Type-C) | ケーブルが長くなった |
価格 (税込) | 38,500円 | 36,300円 | +2,200円 |
※上記以外の項目は共通と思われます。
進化した主なポイント
音質の大幅な進化:新開発「Pure Motion Driver™」
ATH-TWX9MK2の最大の進化点は、新開発のドライバー「Pure Motion Driver™」の搭載です。
- 複合振動板ダイアフラム: 硬い素材と弾力性の高い素材を組み合わせた新しい振動板により、キレの良い低域と伸びやかな高域を実現。より雑味のないクリアなサウンドを再生します。
- Sefar社製 音響メッシュ: 精密な音響メッシュを新たに採用し、空気の流れをコントロールすることで、高い解像度とノイズキャンセリング性能の両立に貢献しています。
- 出力音圧レベル向上: 出力音圧レベルが
102dB/mW
から105dB/mW
に向上しており、よりパワフルで繊細な表現が可能になりました。
ノイズキャンセリング性能の強化
前モデルで評価の高かったノイズキャンセリング性能がさらに強化されました。ノイズ検出用マイクの性能向上により、より深い静寂空間を実現します。一人ひとりの耳の形に合わせて最適化する「パーソナライズ・ノイズキャンセリング」や、環境に合わせて自動調整する「オプティマイズ・ノイズキャンセリング」も引き続き搭載しています。
装着感と使いやすさの向上
専用アプリ「Connect」: 集中やリラックスをサポートする自然音などが聴ける「サウンドスケープ機能」が新たに追加されました。
新開発イヤピース: 耳に触れる部分と音を伝える軸の部分で硬さが異なるシリコンを使用した**「コンフォートフィットイヤピース」**を新開発。装着安定性と快適性を高次元で両立させています。
通話品質: マイクの周波数帯域が100~16,000Hz
から20~10,000Hz
に変更され、より人の声の帯域に最適化された可能性があります。
これらの進化により、ATH-TWX9MK2は、音質、ノイズキャンセリング、衛生面、そして使いやすさのすべてにおいて、ATH-TWX9から大幅に性能を向上させたモデルと言えるでしょう。
どんな人におすすめか
- ハイレゾ音源やロスレス音質をフルに楽しみたい音質重視派
- 公共交通機関やカフェなど、騒がしい環境でも集中したい人
- 衛生面も重視し、常に清潔な状態で使いたい人
- 長時間使用でも耳が痛くなりにくいフィット感を求める人
- ワイヤレス充電など、日々の使い勝手も妥協したくない人