KZ AM16 レビュー 片側8BA搭載 セミオープン設計が快適な美音有線イヤホン

イヤホン
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概要

今回はKZより発売の有線イヤホン、『KZ AⅯ16』(バランス:マイク付)をレビューしていきます。

提供:KZ ACOUSTICS

スペック・製品仕様

項目内容
ドライバー独自開発のバランスドアーマチュアドライバー片側8基
周波数応答5 Hz ~ 45,000 kHz
感度106 dB ± 3 dB(1 kHz)
インピーダンス16 Ω
マイクデュアル全指向性コンデンサーマイク
Amazon参考価格
※レビュー制作時点
(価格は変動する場合があります)
マイク無:9,900円
マイク付:9,000円
ベース マイク無:10,900円
ベース マイク付:11,000円

ドライバー構成は片側に独自開発のBA8基を積んだ驚異の合計16ドライバーです。
最近の製品はDDを主軸にした構成が多く、ここまでBAを積んだ多ドラは久々な印象です。

周波数応答は5 Hz ~ 45,000 kHzと非常に広い帯域をカバーしており、低域から超高域まで余裕を持って再生できる仕様になっています。実際のリスニングでは、低域の沈み込みや高域の伸びにゆとりが感じられ、ハイレゾ音源との相性も良いスペックです。

感度106 dBは、スマートフォンやポータブルアンプでも十分に鳴らしやすい数値です。出力の弱い端末でも音量不足になりにくく、日常の使い勝手にも優れています。16Ωの低インピーダンス設計も含め多ドライバーIEMにありがちな「パワーが必要」という問題が起きにくく、幅広い機器で安定した駆動が可能です。モバイル環境を中心に使用したい方にとって扱いやすいモデルと言えます。

マイク付きモデルはコンデンサーマイクを2基搭載したデュアルマイク構成のため、一般的なインラインマイクよりもクリアさやボリュームを期待できます。実際のマイク性能に関しては使用した感想の方で語ります。

モデルバリエーションはバランスチューニングタイプとベースチューニングタイプの2タイプが展開されており、更にそれぞれマイク付き、無しを選択可能です。大体マイク付きの方がわずかに高い事が多いのですが私が見たタイミングでは何故かバランスチューニングタイプはマイク付きモデルの方が安く900円も差がありました。これ価格設定間違えてない?

内容物

  • イヤホン本体
  • イヤホンケーブル
  • イヤーピース3サイズ(1組装着済み)
  • 保証書

付属のケーブルは銀メッキケーブルでプラグは汎用性の高い3.5mmⅬ字型。
ケーブルもマイク無しとマイク有りの2パターン用意されています。

インラインマイクはブランドに最近導入された高性能マイクで、なんとコンデンサーマイクを両面に合計2基搭載しています。既に以前同じ物を使用した事がありますがインラインマイクとは思えないとてもクリアでボリュームも十分に拾ってくれる高性能マイクでした。

操作ボタンも搭載されていて、再生/停止、曲送り、音声アシスタント呼出を行う事が出来ます。
(※使用アプリやデバイスによっては正常に動作しない可能性があります。)

外観

イヤホン本体表面は金属プレートで覆われており、網目状のフィルターを採用したセミオープンデザインになっています。フィルターの面積は過去作の中でもかなり広い印象です。
KZらしい重厚感のあるデザインでかっこいいですね。

内側シェルは樹脂製で非常に透明度が高く、中にぎっちり詰まったBAドライバーや配線がはっきりと視認できます、

コネクタはQDCタイプの2PIN。ノズル外径は約5mm、最大6mmで長さは約5mmです。

100円玉とのサイズ感比較。

イヤホン片側の重さは約10gでした。多ドラIEMにしては軽めな印象です。

使用した感想

装着感について

耳甲介全体にすっぽりとはまるような装着感で、全体でホールドされているので重さは分散され感じにくいですが筐体は大きめなので人によってはやや圧迫感・異物感を感じる可能性があります。

とても音漏れしそうな見た目ですが実際はほぼありません。静かな部屋で、耳元5cm~10cmぐらいまで接近しないと聞こえないレベルなので屋内や外での普段使いも気にしなくて良いと思います。遮音性も無さそうですが厚みと大きさがあるので意外とあり、完全な密閉型とさほど変わらない印象です。

音質について

DAP(SONY NW-ZX707)とAndroidに直挿して使用した感想です。

全体的に解像度がとても高く見通しは非常に良いです。ただ、所謂KZサウンドと言われるエッジの効いた元気なサウンドとは少し印象が異なり、バランスとしてはフラット寄りで偏りは少なく、中高域が低域に比べてわずかに出ているように感じます。低域は解像度の高い明瞭な低音で輪郭がはっきりしています。中高域は解像感はありながらも輪郭は鋭すぎず滑らかですっと耳に入ってきます。

サウンドステージは縦横共にやや広めといった印象です。

普段の完全密閉型でドンシャリ傾向な所謂KZサウンドだとキレが良く気持ちが良い代わりに長時間の使用では聴き疲れしやすい印象がありますが、セミオープン構造により抜けが良く聴きやすいスッキリサウンドに仕上がっており、ゲームや作業等、長時間の使用にも向いた音質と設計だと思います。

バランスは良いのでジャンルを問わず使用できますが、特に女性ボーカルや高域楽器が映えるサウンドだなと思いました。

通話音質について
インラインマイクから録音した音声を聞いてみました。
やはりインラインマイクとは思えぬクリアさとボリュームで、通話やボイスチャット用途でもおすすめです。ただし感度が高く両面にマイクがある為マイク使用時の接触ノイズには注意が必要です。

良かった点・気になった点

良かった点

・スッキリ美音
個人的にKZはパワフルなドンシャリ傾向のイメージがありますが、このモデルはセミオープン×BAのスッキリと抜けの良い綺麗な音という印象で、とても聴きやすくゲームや動画鑑賞等長時間の使用にも向いていると思います。

・蒸れにくい
一般的にこういったセミオープン設計は空気圧をコントロールする役割が大きいですが、今作のようなメッシュフィルター面積が大きいものは蒸れにくいメリットもあります。3~4時間装着したまま作業していますが不快感無く快適です。

気になった点

・筐体はやや大きめ
耳甲介にぴったりフィットする設計で筐体が大きめなので、合うか合わないかは耳の形や大きさに大きく依存します。私は成人男性で自認は普通サイズですが装着中は耳の中が全体的にやや突っ張る印象で痛みを感じるレベルではないもののやや窮屈かなと感じました。人により耳の形は千差万別なので難しいところですが、耳の小さな方には向かない可能性が高いです。

総評

KZ AM16は、片側8基のBAドライバーを搭載した多ドライヤホンながら、セミオープン構造によって圧迫感を抑え、長時間でも聴き疲れしにくい点が特徴です。解像度の高いフラット寄りのサウンドは、中高域の透明感が際立ち、女性ボーカルや高域楽器との相性が良好です。従来のKZらしいドンシャリ傾向から一歩離れ、より落ち着きと見通しの良さを重視したチューニングに仕上がっています。

また、16Ω・106dBと駆動しやすい設計で、スマートフォン直挿しでも扱いやすい点も利便性があります。装着時の蒸れが少ない点もセミオープンならではの利点です。一方で筐体サイズは大きめで、小さな耳の方にはフィットしにくい場合があります。

こんな人におすすめ

  • 長時間のゲーム・作業・動画視聴を快適にこなしたい人
  • 女性ボーカルやクリアな中高域を重視する人
  • 多ドライBA構成の見通しの良い音を手ごろな価格で試したい人
  • スマホ直挿しでも鳴らしやすいIEMを探している人

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KZ公式:

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