概要
今回は、オーディオブランド TANGZU(タンズ) から登場した有線イヤホン Wan’er S.G 2 Red Lion Edition をレビューします。提供:TANGZU
本モデルは、すでに人気を集めている Wan’er S.G 2 をベースに、音質チューニングやデザイン、付属品を調整したマイナーチェンジモデルです。
エントリークラスながら、音質・付属品ともに価格帯を大きく超える完成度となっており、コストパフォーマンスの高さが大きな注目ポイントとなっています。
この記事では、
- スペック
- 外観・付属品
- 装着感
- 音質レビュー
について詳しく紹介します。
TANGZU Wan’er S.G 2 Red Lion Edition のスペック
| 項目 | 内容 |
| ドライバー型式 | 10mm シングルダイナミックドライバー |
| 周波数帯域 | 20Hz – 20,000Hz |
| 感度 | 113.5dB ± 3dB @ 1000Hz |
| インピーダンス | 20Ω ± 20% @ 1000Hz |
| 歪み率 | < 3% @ 100Hz – 5000Hz |
| インターフェース | 0.78mm 2pin(フラットソケット) |
| ケーブル仕様 | 銀メッキOFC |
| ケーブル長 | 1.2m ± 5% |
公式資料によると、内部配線のアップグレードとチューニング調整により、低域と力強さを強化したサウンド設計になっているそうです。
インピーダンス20Ωと感度113.5dBのため、スマートフォンやゲーム機でも比較的鳴らしやすいイヤホンです。
付属品

付属品はエントリー価格とは思えないほど充実しています。
- イヤホン本体
- 銀メッキOFCケーブル
- イヤーピース(3サイズ × 2種類)
- シリコンキャリングポーチ
- クリーニングクロス
特にイヤーピースは、

- TANGZU純正イヤーピース「唐三彩」
- サブブランド HE「Sonic」
の2種類が付属します。
これらを単体で購入すると、合計で約3,000円程度になる場合もあるため、付属品だけでもかなり豪華です。
また、付属ケーブルは Red Lion Edition専用のレッドカラー仕様となっています。

柔らかく取り回しも良好です。
外観デザイン

最大の特徴は、真っ赤なクリアシェルデザインです。
IEMは
- ブラック
- クリア
- パープル
- グリーン
などのカラーが多い中、完全なレッドカラーは珍しいデザインとなっています。
フェイスプレートには、モデル名の由来にもなっている 赤いライオンのモチーフがデザインされています。

飴細工のような質感が綺麗です。


ノズルは金属製で口径は約5mm、最大部で約6mmと大きめ、長さは約3.6~3.7mm程と短め。
ケーブル接続ソケットは汎用性の高い筐体とフラットな造り。
筐体サイズ・重量


- 本体重量:約3.9g(片側)
- ケーブル込み:約22.3g
非常に軽量な設計です。

本体サイズはおおよそ 100円玉程度の大きさです。
装着感


シェル形状が耳にフィットしやすく、本体の軽さも相まって安定した装着感です。
長時間使用でも負担が少なく、
- 音楽鑑賞
- ゲーム
- 作業用
など幅広い用途で使いやすい装着感です。
音質レビュー
動画版ではバーチャル試聴比較も行っています↓

全体の印象としては、見通しの良いモニター寄りのサウンドです。
中域
中域にはしっかりとした厚みがあり、ボーカルがやや近めに定位します。
ボーカル楽曲との相性が特に良い印象です。
高域
高域はクセが少なく、クリアで自然な伸び方。
刺さりは少なく、聴き疲れしにくいチューニングです。
低域
低域は量感重視ではなく、解像度重視のタイプ。
- アタック感はしっかり
- 輪郭が明瞭
という特徴があります。
ゴリゴリの低音ではありませんが、質の高い低域表現です。
音場
音場は
- 縦方向:やや広め
- 横方向:標準
分離感と定位は非常に良く、曲によっては奥行きや立体感もしっかり感じられます。
ゲーム用途にも相性が良い
公式では特に触れられていませんが、
- 音の見通しの良さ
- 分離の良さ
から、ゲーム用途にも相性が良いイヤホンだと感じました。
定位が分かりやすいため、FPSなどでも使いやすいタイプです。
おすすめイヤーピース:TANGZU Tang Sancai Noble

さらに音質を向上させたい場合は、別売りの Tang Sancai Noble イヤーピースもおすすめです。
このイヤーピースは


- 金属コア内蔵
- 軸を太めに設計(外れにくく音を逃がさない)
といった特徴があります。
多くの金属コア系イヤーピースは軸長が長くなったり
圧迫感が強かったりと装着感が変わりやすいですが、
Tang Sancai Noble は圧迫感が少なく軸長も平均的で汎用性が高い設計です。

Wan’er S.G 2 Red Lion Editionとも非常に相性が良く、
- 中高域の伸び・滑らかさ
がさらに向上し更に1ランク上のサウンドになります。
このモデルに限らず、ノズル口径が大きめ、長さが短めのイヤホンにおすすめです。
総評|衝撃レベルのコストパフォーマンス
正直な感想として、価格破壊レベルのサウンドクオリティです。
体感としては、1万円クラスとも十分戦える音質だと感じました。
さらに
- 豪華な付属品
- 優れた装着感
- 汎用性の高いサウンド
を考えると、満足度は非常に高いイヤホンです。
こんな人におすすめ
- 5,000円以下で高音質イヤホンを探している
- モニター寄りのクリアな音が好き
- ボーカル重視のイヤホンが欲しい
- コスパ重視で選びたい

