概要
こんにちは、あらげです。
今回はTRNより発売の有線イヤホン「Seahorse Pro」をレビューしていきたいと思います。

パッケージと名前の通り、タツノオトシゴをモチーフとした海の生物をテーマにした大人気の海洋シリーズの1つで、今作はその中でも珍しく、密閉せずに耳に引っかけるタイプのイントラコンカ型となっています。
製品の特徴やスペック、実際に使用してみた感想について語っていくので、ご興味がありましたらぜひ最後までご覧ください。
スペック・製品仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル | TRN SEAHORSE Pro |
| 接続 | 3.5mm/4.4mm |
| ドライバー | 14.2mmダイナミックドライバー |
| 再生周波数帯域 | 20Hz~20kHz |
| 感度 | 110dB |
| インピーダンス | 16Ω |
| ケーブル長 | 約1.2m |
| ケーブル | 銀メッキ無酸素銅ケーブル |
ドライバーはポリウレタンと液晶ポリマーの複合振動板を採用しており、低域の量感と高域の透明感を両立する設計思想となっているようです。感度・インピーダンスともに、スマートフォンなどのデバイスを問わず鳴らしやすい数値といえます。
付属品

- イヤホン本体
- イヤホンケーブル
- シリコンリング × 3組
- スポンジイヤーピース × 3組
- キャリングケース
- 取扱説明書
付属のケースは防水仕様で、かなり頑丈そうな作りをしています。

ケーブルは被膜が固めで、プラグスリーブも金属製とかなりしっかりした作りです。

外観・デザイン

筐体はアルミ合金製で、樹脂製よりも堅牢でありながら軽量な設計となっています。金属感の強い反射が美しいです。
背面部分はおそらくベント(通気孔)になっており、空気圧を調整する構造により音の広がりとバランスを最適化しているとのこと。


リケーブルは一応可能ですが、接続部が独自形状のため、一般的なケーブルとの互換性はほぼないようです。この規格で他のケーブルもいくつか発売してほしいところ。ご存知の方がいればぜひ教えてください。
装着感


イントラコンカ型のためイヤーフック加工はなく、ケーブルはストレートタイプです。
耳に引っかけるだけなので、密閉型と比べて開放感が高く、外音も聞こえやすいです。筐体は比較的コンパクトなので、装着感が合わないというケースも少ないのではないでしょうか。

よりフィット感・安定感を高めたい場合は、付属のシリコンカバーやスポンジを使用することで改善できます。


本体は軽量ですがケーブルがしっかりとした作りで重量感があるため、耳掛け式でない分、重みが一点に伝わりやすいです。立っている状態や動きながら使用する場合は、服にクリップで固定するなどの工夫が必要かもしれません。
音質
※ バイノーラルマイクで録音した音声によるバーチャル視聴比較は動画本編をご参照ください。
サウンドの印象
私の感想としては、空気感とボーカルから高域にかけての表現力がとても引き出されているな、という印象でした。
一方でイントラコンカ型である以上ある程度は仕方ないのですが、低音の沈み込みやアタック感はほとんどありません。完全密閉しないイントラコンカ型であることと、空気圧を調整するベント設計によるものだと思いますが、音の広がりや抜け感が良く、非常に自然で心地よいサウンドです。
チューニングの特徴
最近の中華イヤホンで定番となっているような、輪郭がくっきりとしたパキッとシャープなサウンドというわけではなく、音にとろみがあって空気感を楽しむためのチューニングという印象です。
レトロな音源やレトロなプレイヤーとの相性が抜群で、レトロミュージックの旨味をすごく引き出してくれます。特に女性ボーカルの美しさはとても癖になります。
一方で、最近の一点の濁りもないようなデジタルサウンドとの相性はあまり良くないかな、という印象です。
総評

合うジャンルや人は選びますが、適材適所で使えばかなり心地いい音を鳴らしてくれるイヤホンだと思います。
普段レトロミュージックやレトロなプレイヤーを好んで聴かれている方、空気感の高いサウンドやボーカルが好きな方におすすめです。
また、最近のサウンドやチューニングは音の輪郭がシャープなものが多く、聴き疲れしやすいと感じることもあるかと思います。そんな時に聴き疲れしにくい、リラックス用の1本として持っておいてもいいのかな、という風に思いました。
- レトロな雰囲気が好きな方
- 空気感の高いサウンド・ボーカルが好きな方
におすすめです。

