QCY MeloBuds Pro レビュー 実用レベルの機能を搭載したワイヤレスイヤホンで今最も安いのはコレ

イヤホン
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概要

今回はQCYよりワイヤレスイヤホン『MeloBuds Pro』をご提供頂いたので、は
特徴・機能や使用した感想についてレビューしていこうと思います。

参考価格:6,980円

製品仕様

内容物

  • ケース含むイヤホン本体
  • 充電ケーブル
  • イヤーピース3組(1組装着済み)
  • 説明書

外観

充電ケースはコロッとした丸みのある形。
前面下部にインジケーター搭載。

ケース底面にType-C充電口とペアリングリセットボタン

蓋を開けるとこんな感じ。
イヤホン本体がむき出しになっている面積が大きく取り出しやすい。

イヤホン本体は王道のスティックタイプ。

ノズルは所謂TWSタイプで短い。楕円形。

付属のイヤーピースは薄めのシリコン製で笠部より軸部分が窪んでいる形状。

コントロール

重さ

イヤホン単体は約4.6g

ケース込みで41.7g

装着した見た目・装着感

耳介にシェル部分がすっぽりとはまるような装着感で、フィット感・物理遮音性は高い。
イヤーピースとシェルのフィットで装着感はかなり安定する。
シェル部分がやや大きめな造りなので耳が小さい人には合わない可能性有。

前から見てもスタイリッシュ。

専用アプリについて

『サウンド』タブではイコライザー、モード切替、オーディオバランス調整等が可能。

イコライザーは設定済みのプリセットと自分で調整可能なカスタムEQが用意されている。
ノイキャンは5種類のタイプから選択可能。
オーディオバランスが調整できるので左右の聴力に差がある場合や個体差で左右のボリュームに差があった場合でも調整する事が可能。

『設定』タブではコントロールカスタマイズや電源OFFタイマー等様々な機能が用意されている。
1万円未満で買えるワイヤレスイヤホンのアプリ機能でこの充実ぶりはかなりのもの。

マルチポイントを使用する場合は専用アプリからスイッチをONにする必要がある。
その際、LDACとの併用はできない為コーデックは自動で切り替わる。

『アカウント』タブから自動ポップアップをONにすると、ケースを開いたタイミングや取り出したタイミングでスマホ側にポップアップが表示され即座に接続や設定項目に移行できる。

使用した感想

音質

AndroidにてLDAC接続で使用した感想。

低音域から高音域までバランス良く自然な印象。
きめ細やかで耳当たりも良い。
ANCをONにすると何故か低域の量感が結構増して低音寄りなバランスになる。

サウンドステージは狭くも広くも無く自然。
ジャンルを問わないオールラウンダーだがANCオン中は低域がやや強めになるので
ノリの良い曲と良く合う印象。

主な機能

・ノイズキャンセリング
価格帯がエントリークラスなので正直期待していなかったのだが、予想以上に強く
現在の1万円未満で上の中ぐらいの効力はあると思う。
更にアダプティブノイズキャンセリングや強度調整等バリエーションも充実している。
ノイキャン特有の違和感も少なく優秀。

・アプリ
基本的な機能に加え、ノイキャン効力の調整や自動電源OFF、イヤホンを探す機能、オーディオバランス等痒いところに手が届く機能まで充実していて特別不満は無い。むしろ価格帯を考えたら充実しすぎているぐらい。

・ゲームモード
遅延テスト動画で通常時と比較してみたが、ONの時は遅延テスト動画で遅延を確認できないぐらいには低遅延。通常モードでも動画視聴で気にならないレベルの極わずかな遅延なので、タイミングにシビアなゲームをやるわけでなければ通常モードでも事足りそう。

イヤホン本体の操作だけでゲームモードに切り替えられる点はポイント高い。

・マルチポイント
・音声再生時のデバイス自動切り替え無し
・切替レスポンスやや遅め。後発デバイスで再生されるまで3秒前後かかる(使用デバイス、環境により異なる可能性有)

気になった点

・ノイキャン強度調整について

これはイヤホン自体というよりアプリ側で気になった点。
ノイキャンの5つのモード中3つの項目では3段階の強度調整が手動で行えるのだが、
印が見づらく初見だと3段階になっている事がわかりづらい。
普通に弱/中/強とか書いてくれればわかりやすいのに。

・デザインについて

写真だとやや伝わりにくいが、ケースやイヤホンシェル素材のチープさはやや気になるところ。
ケースに関しては素材に加え某N〇Kのようなシンプルなブランドロゴプリントが余計にチープさを増してしまっている。

コスパワイヤレスイヤホン界隈で言えばSOUNDPEATSやEarFun、Anker等、エントリークラス帯ながらデザインや高級感にも注力している事がうかがえ、それらと比較してしまうとやや味気ない印象。

しかし、ライバルブランドの1万円前後に匹敵する機能の充実度を7000円未満で実現している点を見るとそういった部分でコストカットしているのかもしれない。

1万円前後になるとEarFunやAnker等が有力候補になるが、MeloBuds ProはAmazonのセール時等は5000円台で買えてしまうので、5000円前後で買えるワイヤレスイヤホンとしては現状間違いなく最強だろう。

どんな人におすすめか

  • 特にコスパを重視したい人
  • エントリークラス帯で多機能なイヤホンを探している人
  • ワイヤレスイヤホンのエントリーモデルとして

ノイキャンや専用アプリ機能等、需要の高い機能を及第点以上の品質で搭載したワイヤレスイヤホン(簡単に言うと”使える”ワイヤレスイヤホン)の中で現状最も安く買えるモデルだと思います。

学生さんや、とりあえずワイヤレスイヤホンを試してみたい人等にもおすすめです。

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