SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン レビュー QCYやHUAWEIと違いを比較

イヤホン
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概要

今回はSOUNDPEATSより新しく発売されたイヤーカフ型完全ワイヤレスイヤホン
『CC イヤーカフイヤホン』をレビューしていきます。

提供:SOUNDPEATS

本来のモデル名は箱に書いてある『PearlClip Pro』ですが
日本国内ではもっとわかりやすくするためにC型の見た目からとった
『CC イヤーカフイヤホン』が正式名称となるようです。

通常価格:7,280円(税込)

Amazon期間限定5%OFFクーポンコード: 【SPCCPPRM023】
※本クーポンコードと、Amazon商品ページ掲載のクーポンも併用可。

利用期間: 2024年11月25日(月)0時 ~ 2024年12月31日(火)23時59分

レビュー動画

スペック・製品仕様

項目SOUNDPEATS
CCイヤーカフイヤホン
QCY Crossky C30HUAWEI FreeClip
ドライバー12mm デュアルマグネットダイナミックドライバー10.8mm デュアルマグネットダイナミックドライバー10.8mm デュアルマグネットダイナミックドライバー
再生周波数帯域20Hz–20KHz20Hz–20KHz20Hz–20KHz
対応コーデックSBC / AAC SBC / AAC SBC / AAC / L2HC
Bluetoothバージョン5.45.45.3
連続再生時間(単体)約6時間約5.5時間約8時間
連続再生時間(ケース込み)約24時間約25時間約36時間
充電時間(イヤホン)約32分記載なし約40分
充電時間(ケース)約106分約120分約60分(有線)/ 150分(ワイヤレス)
充電方式USB Type-CUSB Type-CUSB Type-C / ワイヤレス
急速充電対応(10分で最大2時間再生)記載なし対応(10分で最大3時間再生)
防水性能(イヤホン本体)IPX5IPX5IP54
マルチポイント
空間オーディオ△(一部HUAWEI端末のみ)
低遅延モード
左右自動切替×
重量(イヤホン片側)
※実測値
約6.3g約5.1g約5.5g
重量(ケース込み)
※実測値
約47.3g約42.3g約56.8g
価格7,280円6,580円27,800円
発売日2024年11月25日2024年10月18日2024年2月20日

内容物

  • イヤホン本体・充電ケース
  • 充電ケーブル
  • 説明書・ステッカー

外観

高級感のあるメタリックカラー。半光沢なので光に当てると指紋は少し目立つ。
前面中央部には充電残量を示すインジケーター、その右側はペアリングリセットボタン。
今回のペアリングリセットボタンはデザインの一部のようなオシャレな見た目になっている。

背面にはType-C充電口。
ブランドロゴも今までより主張控えめでオシャレ。

蓋を開けるとこんな感じ。イヤーカフ型の本体が下向き・横並びに収納されているのでとても取り出しやすい。ケースの蓋も開いた状態で固定されるので傾けても閉じずストレスが無い。
コスパブランドの中でもケースの造りもしっかりしているのが個人的に好きなポイント。

イヤーカフ型ハイエンドモデルのHUAWEI FreeClipと同じ左右自動切替機能が搭載されているので左右の表記が無く、例えば左右逆に収納しても次回使用する時には左右が切り替わり元通りになる仕様。

本体のデザインはこんな感じ。外側はケースと同じカラーの鏡面仕上げのようなシェル。
内側シェルの70%はシリコン素材で覆われているとのこと。
挟み込む際に耳に接触する部分にはズレ防止と思われる突起か3つほど確認できる。

ここが出音部

左:SOUNDPEATS 中央:HUAWEI 右:QCY
本体のデザイン・大きさはQCYにかなり近い。
QCYはブリッジ部分のみシリコン素材なのに対し
SOUNDPEATSは耳に当たる部分までシリコン素材という違いがある。

また、面白いのがデザインは似ているものの出音部と耳後ろ側のサイズ比がほぼ真逆である。
SOUNDPEATSは出音部側が大きいのに対し、QCYは耳後ろ側が大きい。

SOUNDPEATSは出音部側でコントロールするが、QCYは耳後ろ側でコントールする。
これも大きさの違いに関係しているのかもしれない。

3機種を並べるとこんな感じ。ケース・本体共に1番コンパクトなのはHUAWEI。

本体片側は実測値で約6.3g

ケース込みで約47.3g

専用アプリについて

専用アプリは『PEATS Audio』

ホームタブでは本体、ケースの充電残量の確認の他、タッチ無効、ゲーム(低遅延)モード、コントロールカスタマイズ、ムービーモード、ダイナミックEQの項目が用意されている。

ダイナミックEQは低域がアップし臨場感が増す簡易イコライザーのようなスイッチ。
初期状態でONになっているので低域を控えめにしたい場合はOFFにすると良い。

初期状態のコントロールはこのようになっている。
コントロールの種類は全て割り当てられているので、自分好みに配置を変えるのが主になるだろう。

イコライザータブでは聴覚テストで半自動作成する適応型EQ、設定済みのプリセット、自分で調整可能なカスタムEQの3つのスタイルから選択できる。

その他の機能としてはイヤホンを探す機能、音声ガイダンス言語の切替、音声ガイダンスのボリューム調整を行う事ができる。

言語選択はもちろん日本語も用意されている。初期設定ではボリューム設定がやや大きめになっているので、気になる人はこちらで調整すると良いだろう。

使用した感想

装着した見た目・装着感

装着した見た目はアクセサリーとしても違和感が少なくオシャレ。
出音部との位置関係上この位置・角度が正しい装着位置となるので
耳たぶや上側に装着しないよう位置と角度に注意

装着した感想としては圧力はほぼかからないがしっかりと固定され安定した装着感で快適。
HUAWEIは緩めで接触感はほぼ無く快適だがやや不安定で激しい運動をする時は少し不安。
QCYはきつくは無いがしっかりめに固定され安定する。着けている感はある。
SOUNDPEATSはその中間ぐらいの絶妙で丁度良い装着感。
着けている感も少なく、動いてもずれたりしないので運動にも安心して使用できる。

左:SOUNDPEATS  中央:QCY 右:HUAWEI

音質について

AndroidにてAAC接続で使用した感想です。

まず一聴して感動しました。
正直有線・ワイヤレス含め沢山のイヤホンを聴いてきているので感動する事はそんなに多くないのですが、これは明らかに今までのイヤーカフ型と違う次元に来たなと。

濃密なサウンドで、かといって荒くない繊細なディティール。
まるでサウンドステージの広いカナル型(密閉型)で聴いているかの様。
オープンイヤー型ながら高域から低域までしっかり出ている。
ダイナミックEQにするとアタック感も感じられる上、ちゃんと質の高い低音だし、中域、高域に悪影響を及ぼさず綺麗にまとまっている。出音部が大きいのはより耳穴に近づけ余分な空間を無くし、サウンドと低音の再現性を高める工夫でもあるのかもしれない。

誇張無しにハイエンドクラスのカナル型ワイヤレスイヤホン級に音が良いと感じる。
QCYも十分良い音だしHUAWEIもオープンイヤー型の中ではかなり音が良いのだが、
約3万円するHUAWEIを音質において超えていると個人的には感じる。

主な機能について

マルチポイントについて

2台のAndroidに同時接続して試してみた。
先発デバイス再生中に後発デバイスで割り込みできないタイプだが接続し直さなくて良いのであるだけありがたい。

ゲームモードについて

遅延テスト動画にてオン/オフを切り替えて違いを確認してみた。
オフでもかなりの低遅延で、動画を観る分にはズレも全く気にならないレベル。
オンにする事により肉眼ではわからないレベルの低遅延になり、タイミングにシビアなゲームも問題無くたのしめた。(デバイスにより異なる場合があります。)

空間オーディオ(ムービーモード)について

オンにする事により臨場感が上がる事は確認できたが、元々定位や立体感が良いのでダイナミックEQをONにした状態とそこまで変わらないかもしれない。何ならムービーモードはやや解像感が落ちる感覚があったのでダイナミックEQで良いかもしれない。

ダイナミックEQとムービーモードを組み合わせたら凄いのでは!?
と試してみたがやや音の輪郭がぼやける上相乗効果は感じられなかったのでどちらか片方の適用で良いだろう。

気になった点

コントロールは耳後ろ側では無くこちらの前側をタップするのだが、センサー部はスティックタイプのように真横では無くやや斜めを向いているので慣れるまで少し押しづらいかもしれない。

これ以外は特に無い。

総評

※個人的見解です1位2位3位
装着感の快適さHUAWEI FreeClipSOUNDPEATS
CCイヤーカフイヤホン
QCY Crossky C30
音質SOUNDPEATS
CCイヤーカフイヤホン
HUAWEI FreeClipQCY Crossky C30
機能の充実度QCY Crossky C30SOUNDPEATS
CCイヤーカフイヤホン
HUAWEI FreeClip
バッテリー・充電性能HUAWEI FreeClipSOUNDPEATS
CCイヤーカフイヤホン
QCY Crossky C30
コスパSOUNDPEATS
CCイヤーカフイヤホン
QCY Crossky C30HUAWEI FreeClip

SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホン の強み

なんといってもこの音質だろう。カナル型ハイエンドモデル並みのクオリティをイヤーカフ型で、この価格で実現しているのは凄い。装着感も良いし需要の高い機能も揃えていて総合力も高い。破格のコスパと言っていい。

・QCY Crossky C30 の強み

空間オーディオをタップ操作に割り当て可能、Googleマップを活用したイヤホン探索機能、タップの感度調整、割り込み再生可能なマルチポイント機能等、他の2機種には無い機能の充実度が魅力。
また、価格も最もお手頃でコスパも非常に高い。

HUAWEI FreeClip の強み

この中だと唯一ワイヤレス充電に対応し、再生時間も単体・ケース共に最も長い。更に充電ケースもスティックタイプのワイヤレスイヤホンと同等のコンパクトサイズで携帯性も高く、普段使いにおいてかなり使いやすい。再生時間が長いので長時間作業などのながら聴きに向いている。音もとても良い。
L2HCに対応したHUAWEI端末を持っていればより高音質で親和性が高まる。

SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホンはハイエンドクラス並みの音質、マルチポイントや急速充電、専用アプリ等需要の高い機能も備えて約7000円というとてつもないコストパフォーマンスです。

  • イヤーカフ型を試してみたい人
  • イヤーカフ型で音質を重視したい人
  • コスパを重視したい人
  • ランニングやワークアウト、スポーツのながら聴き
  • デスクワーク等長時間作業のながら聴き

におすすめです。

これはマジでおすすめです。(語彙力低下)

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