ONIX Beta XI2 特徴・スペック等 真空管を搭載したポータブルDAC/AMP

DACアンプ
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製品の概要

ONIX Beta XI2 は、Raytheon JAN6418 真空管を搭載したポータブルDAC/AMPで、コンパクトな筐体ながらビンテージテイストのサウンドと最新のハイレゾ再生の両立を図ったモデルです。
CS43198デュアルDAC を採用し、768kHz/32bit PCMDSD512 に対応。3.5mmと4.4mmの両出力を備え、幅広いイヤホン・ヘッドホンをドライブできます。
2024年11月14日発売、参考価格は 52,000円(税込) です。

  • ブランド名:ONIX
  • モデル名:Beta XI2
  • 発売日:2024年11月14日
  • 参考価格:52,000円(税込)

製品の特徴

真空管×トランジスタの2モード設計

Raytheon JAN6418 を左右独立で搭載し、真空管ならではの温かみあるサウンドを実現。
ハードウェア制振サスペンションにより、マイクロフォニックノイズの抑制も図られています。
TUBEモード / トランジスタモード の切り替えに対応し、楽曲やイヤホンに合わせた音作りが可能です。

CS43198デュアルDACによる高品位再生

DAC部には CS43198×2 を採用。
PCM 768kHz/32bit、DSD512 に対応し、5種類のデジタルフィルター変更も行えます。
ノイズレスで透明度の高い再生を特徴としています。

高出力アンプ設計

アンプ部には OPA1662×2 + BUF634A×4 を搭載し、
最大 550mW@32Ω(4.4mm High Gain) のパワフルな駆動力を確保。
IEMから本格ヘッドホンまで幅広く対応します。

3.5mm+4.4mmのデュアル出力

  • 3.5mmシングルエンド
  • 4.4mmバランス

の両端子を搭載。Gainは High / Low の2段階切替。

OLEDディスプレイ搭載

0.87インチのOLEDにより、サンプリングレートやGain設定、フィルター設定などを本体操作で確認できます。

RGBリングインジケーター

再生中のサンプリングレートに応じてボタンの色が変化し、状態を直感的に把握可能。

UAC2.0 / UAC1.0(Game Mode)対応

ゲーム機接続時は UAC1.0 に切り替えることで互換性を確保し、ゲーミングDACとしても利用できます。

ケーブル着脱式・OTG対応

標準で USB-C to C(ONIX OL1) ケーブルを付属。
ケーブル交換にも対応し、スマホやPCとの接続性が高い仕様です。

Androidアプリ連携

Eddict Playerアプリを利用することで、内部設定をスマートフォンから操作できます。


製品のスペック・製品仕様表

項目内容
サイズ69.8 × 39 × 14 mm
重量約45.3 g
DACCS43198 ×2
対応フォーマットPCM 768kHz / 32bit、DSD512
USBモードUAC1.0 / UAC2.0
フィルター5種類
出力端子3.5mm / 4.4mm
GainHigh / Low
付属品USB-C to C OTG、USB-A to Cアダプタ、保証書

3.5mmシングルエンド(トランジスタ)

  • 出力:45mW / 180mW(32Ω)
  • THD+N:0.0006%
  • ダイナミックレンジ:124dB

3.5mm(真空管)

  • 出力:37mW / 152mW(32Ω)
  • THD+N:0.06%

4.4mmバランス(トランジスタ)

  • 出力:180mW / 550mW(32Ω)
  • THD+N:0.0008%

4.4mmバランス(真空管)

  • 出力:152mW / 550mW(32Ω)
  • THD+N:0.06%

どんな人におすすめか

ONIX Beta XI2 は、以下のようなユーザーに適しています。

  • 真空管の温かいサウンドをポータブル環境でも楽しみたい人
  • トランジスタ/真空管の切り替えで音の変化を楽しみたい人
  • イヤホンからヘッドホンまで幅広い機器を高出力で駆動したいユーザー
  • コンパクトで持ち運びしやすいDAC/AMPを探している人
  • ハイレゾ音源(PCM 768kHz・DSD512)をフルに楽しみたいリスナー
  • ゲーム用途でも高音質を求めるユーザー

真空管の味わい深い音と、最新DACによる高解像度再生を両立した携帯型DAC/AMPを求める方に、非常に魅力的な選択肢と言えるモデルです。

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