概要
こんにちは、あらげです。
今回は、ソニーが発表した完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップ最新作
SONY WF-1000XM6 をレビューしていきます。
告知段階から大きな注目を集めていた本機。
特に“独特なデザイン”が物議を醸していました。

実際に店頭の先行試聴機で試してきたので、これまで1000XシリーズをⅯ3~Ⅿ5まで使用してきたシリーズユーザーが過去作との違いを中心に感じた事、思ったところを語っていきます。
デザイン
まずはデザインから。

正直に言うと、公式画像を見たときは「えっ」と思いました。
しかし実物を見ると、イメージ画像から感じていた印象よりは良く感じました。
ただし、約4.5万円という価格に見合う高級感かと言われると、やや好みが分かれそうです。
デザインの特徴

- 豆のように丸みを帯びたシームレスなフォルム
- 凹凸の少ないミニマルな造形
- 本体カラーはほぼワントーンで統一
- ゴールドの差し色はほぼ廃止(側面ロゴ程度)
従来モデルはゴールドアクセントが象徴的でしたが、今回はかなりシンプル。
そのため、やや“のっぺり”とした印象を受ける人もいるかもしれません。
ケースデザイン

- 上面と底面がフラットで安定して置ける
- 背面に充電ポートとリセットボタン
- 前面中央に極小インジケーター搭載
サイズ感もⅯ4やⅯ5とほぼ同等です。
装着感
装着感は確実に向上しています。
前作でやや気になった外耳道周りの圧迫感が大幅に軽減。
本体形状の見直しや通気設計の改善が影響している可能性があります。
イヤーピースも前作から改良が加えられていそうです。

- 本体は比較的コンパクト
- 重量も軽量
- 長時間使用でも快適
人を選びにくいフィット感に仕上がっています。
音質
音質はXM5から方向性が変わった印象です。
これまでの傾向
- SONY WF-1000XM4:ややウォーム寄り
- SONY WF-1000XM5:ドンシャリ傾向
M6の印象
M5の低域の押し出し感がやや抑えられ、よりフラット方向へ。
- 低域は引き締まりつつ自然
- 抜けが良く聴き疲れしにくい
- 解像度は高水準を維持
- 全体のバランスが整った音作り
通気設計や空気圧の最適化も影響していると思われます。
劇的な進化というよりは、
「完成度をさらに磨き上げたブラッシュアップ」
という表現が近いです。
ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングも印象が変わりました。
従来モデルはパッシブ遮音(物理遮音)の比重が高く、その分やや圧迫感を感じることがありました。
XM6では:
- 圧迫感が大幅に軽減
- 低域から高域まで自然に減衰
- デジタル処理による違和感が少ない
家電量販店の環境でも、環境音はごくうっすら聞こえる程度。
純粋な遮音力が劇的に上がったというより、
快適性と自然さが大きく向上した印象
です。
外音取り込み(アンビエントモード)
今回、最も進化を感じたのが外音取り込み機能。
正直、感動レベルでした。
- つけていることを忘れる自然さ
- 自分の耳で直接聞いているような感覚
- 過度なデジタル感がない
これまで試してきた密閉型ワイヤレスイヤホンの中でも、トップクラスの自然さです。
総評

SONY WF-1000XM6は、
- デザインは好みが分かれる
- 音質はよりバランス志向へ進化
- ノイキャンは“自然さ重視”へ進化
- 外音取り込みは大幅進化
- 装着感が明確に向上
というモデルでした。
XM5で完成度はすでに非常に高い水準にありましたが、
XM6では「快適性」と「自然さ」を徹底的に磨き上げた印象です。
店頭試聴ベースではありますが、
長時間快適に使えるフラッグシップ
という方向性が明確に感じられるモデルでした。

