概要
こんにちは、あらげです。
今回レビューしていくのはCCAより発売のインイヤーモニター「Phoenix」です。

洗練されたサウンドとデザイン性に定評のあるCCAですが、今作はどんな実力を見せてくれるのでしょうか。
製品のスペックや特徴、実際に使用した感想について語っていくので、ご興味がありましたら是非最後までご覧ください。
スペック・製品仕様
| 項目 | 詳細 |
| モデル名 | CCA Phoenix |
| ドライバー | 10mm 二重磁気高性能ダイナミックドライバー |
| 振動板 | LCP(液晶ポリマー)振動板 |
| 周波数応答 | 20Hz – 40,000Hz(ハイレゾ対応範囲) |
| インピーダンス | 33Ω |
| 感度 | 108dB |
| コネクタ | 0.78mm 2pin |
| ケーブル | 120±5cm 銀メッキケーブル |
| プラグ形状 | 3.5mm または Type-C |
| バリエーション | シルバー / パープル / ブラック(マイクの有無を選択可能) |
音質設計の思想としては、音楽とゲームの両方を想定したイヤホンとのことで、高解像度かつ正確な音という点を意識して設計されているようです。
周波数特性は20Hz〜40,000Hzと超広域で、人間の可聴域を超えた性能となっています。
インピーダンス33Ω、感度108dBと、接続する機器を問わず鳴らしやすいイヤホンと言えるでしょう。
内容物

- イヤホン本体
- イヤホンケーブル(銀メッキケーブル)
- イヤーピース 3サイズ × 1組(装着済み)
- キャリングポーチ
- 説明書

付属ケーブルはマイク付き/無しを選択可。マイク付きにはリモコンが付いており、音量・曲送り・通話などをコントロールすることが可能です。(互換性は機種や使用アプリによって異なります。)

付属のイヤーピースはカラッとしたシリコンタイプ。詳細は不明ですが傘部分と軸部分で別のシリコンを使っているハイブリッドタイプに見えます。
外観・デザイン

イヤホン本体のシェルは安価ながらほぼ金属筐体となっており、鏡面仕上げでシンプルかつ高級感のある洗練されたデザインです。
フェイスプレートには空気圧を調整するベント(メッシュ部分)が見て取れます。ノズル付近は樹脂と見られる素材です。

- ノズル外径(最大部):約6.4mm
- ノズル長:約3mm(太く短いタイプ)
ケーブルとの接続部分は筐体とほぼフラットな仕様で、ケーブル側だけでなくイヤホン筐体にも赤と青で左右が分かりやすく印が付いているのがいいですね。

サイズ感は100円玉に収まるくらい、結構コンパクトな方だと思います。筐体部分はかなり薄い作りになっています。
重量


- イヤホン片側:約10.7g
- ケーブル:21.7g
- 合計:約43g前後
全体が樹脂製シェルのイヤホンと比べると少し重めですが、この価格帯ではなかなか味わえない高級感と質感があります。
装着感


筐体がそんなに大きくないため、シェル全体を耳にフィットさせて支えるというよりは、イヤーピースとイヤーフックで支えるような装着感です。
ただ、筐体の厚みが薄いため重心が耳の外側ではなく耳の入り口に近い部分にあり、装着感はかなり安定しています。金属筐体にしては重さも全然気にならないという感じです。
音質レビュー

動画版ではバーチャル視聴(バイノーラルマイク録音)を交えながらお話ししています↓
一言で表すなら、「超モニターサウンド」でした。
具体的に説明すると、低域から高域まで一切偏りがなくフラット。モニター用イヤホンとして売られているものでも、低域が少し強調されていたり、ボーカルが少し前に出ていたりと、何らかの味付け要素を感じることが多いのですが、このCCA フェニックスは本当に偏りや癖が一切ない、フラットに近いイヤホンという風に感じました。
高域は高くてすっきり見通しは良いのですが、作られた音感が一切ないんですよね。サウンドステージは縦横ともに普通かなという印象ですが、こちらもかなり自然で作られた感じが全くありません。自分を中心に広がるというよりは、俯瞰で全体を見渡すような印象を受けました。
音楽をより気持ちよく聴かせるとか、より没入感を高めるといったイヤホンではなく、元の音を誇張なくありのままに正確に伝えてくれる、ザ・モニターイヤホンだと思いました。
なので、どんなジャンルや用途でも正確に鳴らしてくれるオールラウンダーという感じですね。
通話音質

付属ケーブルのインラインマイクから録音した音声を確認した結果、インラインマイクとしてはかなりクリアで音質は良いと感じました。
総評

CCA Phoenixは「1本は持っておくと便利」なモニターイヤホンです。
その理由は主に2つあります。
①オールラウンダーでどんな用途でも使いやすいというのがまず一つ。
②もう一つは、こういう超フラットでナチュラルな音作りのイヤホンを1本持っておくと、他のイヤホンを聴いた時にサウンドの特徴が分かりやすくなるんですよね。いわゆるリファレンスイヤホンというやつです。
安価な価格帯のイヤホンは音作りに特徴があった方が違いを分かってもらいやすいので、自然で正確な音作りを謳っているイヤホンでも多少は味付けされていると感じるものがほとんどで、ここまで自然で正確なイヤホンはなかなかないと思うんですよね。
しかも筐体はコンパクトで使いやすいですし、金属ボディで耐久性も高そうなので長く使えるイヤホンなんじゃないかと思います。デザインも安価なイヤホンとは思えないくらい洗練されていてかっこいいですし、サウンドだけでなくデザインやビルドクオリティまでハイクオリティなイヤホンだと思いました。
こんな人におすすめ
- 誇張のない自然なサウンドが好みの方
- 用途を問わない万能な有線イヤホンをお探しの方
- 音楽や動画制作のモニター用途に使いたい方


