概要
こんにちは、あらげです。
今回はSOUNDPEATS(サウンドピーツ)より発売された、イヤーカフ型ワイヤレスイヤホンの最新作「SOUNDPEATS UU2」をレビューしていきます。

その名の通り、人気を博した前作UUイヤーカフの正統後継モデル。前作から1年以上ぶりの登場となります。
前作と直近で発売された競合注目モデル「EarFun Clip 2」と比較しながら、進化したポイントや実際の使用感について詳しくお伝えします。
主な製品仕様(スペック)
| 項目 | UU2イヤーカフ | UUイヤーカフ | EarFun Clip 2 |
|---|---|---|---|
| ドライバー | 12mm ダイナミックドライバー(チタンコート) | 10.8mm ダイナミックドライバー | 12mm ダイナミックドライバー(チタンコート) |
| Bluetooth | 6.0 | 5.4 | 6.0 |
| 対応コーデック | SBC / AAC / LDAC | SBC / AAC | SBC / AAC / LDAC |
| 再生時間(単体) | 最大10時間(LDAC OFF) | 最大8時間 | 最大11時間(LDAC OFF) |
| 再生時間(ケース込) | 最大42時間(LDAC OFF) | 最大30時間 | 最大40時間(LDAC OFF) |
| 防水性能 | IPX5 | IPX5 | IP55 |
| 操作方式 | 物理ボタン | 物理ボタン | 物理ボタン |
| マルチポイント | 〇 | 〇 | 〇 |
| 専用アプリ | 〇 | 〇 | 〇 |
| 急速充電 | 〇 | 〇 | 〇 |
| ワイヤレス充電 | ✖ | ✖ | 〇 |
| 装着検出 | ✖ | ✖ | ✖ |
| 左右自動識別 | 〇 | 〇 | ✖ |
| ゲーム(低遅延)モード | 〇 | 〇 | 〇 |
| 立体音響モード | 〇 | 〇 | 〇 |
| マナーモード | 〇(プライバシーモード) | ✖ | 〇 |
| 価格 | 7,280円 | 6,180円 | 9,990円 |
ここがポイント!
- 12mmチタンコートドライバー: 前作よりサイズアップし、音の歪み低減と解像度向上が期待できます。
- 待望のLDAC対応: 高音質コーデックLDACがついに搭載されました。
- 物理ボタン × LDAC: 「物理ボタンがいいけどLDACが欲しい」というユーザーの要望に応えた、まさに待望の構成です。
内容物

- イヤホン本体+充電ケース
- 充電ケーブル
- 説明書類
外観・デザイン
充電ケース




丸みを帯びたラウンド型フォルム。マット仕上げで指紋が目立ちにくく、高級感のある質感に仕上がっています。前面にはインジケーター、背面にはUSB-Cポート、右側面にはペアリングリセットボタンを搭載。シンプルだった前作に比べ、デザイン性が大きく向上しています。
イヤホン本体


名前の由来にもなっている「U字型」のブリッジ部分は柔軟性があり、様々な耳の形にフィットします。
最大の特徴は、左右自動識別機能。イヤホンに「右・左」の固定がなく、ケースへの収納も耳への装着も、左右を気にせず行えるのが非常に便利です。
専用アプリ「SOUNDPEATS」でできること
専用アプリを使用することで、UU2のポテンシャルを最大限に引き出すことが可能です。主な機能は以下の通りです。









- 3種類のイコライザー設定
- プリセット: ワンタップで音質傾向を変更。
- 適応型EQ: 聴力テストを行い、自分に最適な音質へ自動補正。
- カスタムEQ: 周波数ごとに細かく自分好みの音を作れます。
- 物理ボタンのカスタマイズ
- シングル・ダブル・トリプルタップ、および長押しに対して、好みの機能を自由に割り当てられます。
- マルチポイント管理
- 接続中の2台のデバイスをアプリ上で可視化。トグルスイッチで個別に接続のオン/オフを切り替えられるため、管理が非常にスムーズです。
- 各種モードの切り替え
- ゲームモード、スペシャルオーディオ(ミュージック/ムービー)、プライバシーモードの有効化が可能です。
- 「イヤホンを探す」機能
- イヤホンから音を鳴らす機能に加え、最後に接続が切れた場所を地図上に表示できます。(※地図の精度には若干の誤差があるため、紛失時の目安としての利用が推奨されます)
【注意】LDAC使用時の制限 LDACを有効にしている間は、「マルチポイント」「ゲームモード」「ムービーモード」との併用はできません。ただし、ダイナミックイコライザーとの併用は可能です。
専用アプリの注意点

使用の際、一点注意があります。SOUNDPEATSのアプリは現在2種類(「SOUNDPEATS」と「PeatsAudio」)存在しますが、UU2は「SOUNDPEATS」アプリが正規対応となります。
※「PeatsAudio」でも一部機能を除き殆どが正常動作しますが、必ず箱に含まれているQRコード記載の紙から正しいアプリをインストールしてください。
装着感と音質レビュー
装着感:長時間でも快適



耳を挟み込む形式ですが、圧迫感がなく程よい力でホールドされます。耳の穴を塞がないため蒸れず、周囲の音も自然に聞こえます。「ながら聴き」はもちろん、脱落しにくいのでワークアウトやランニングにも最適です。
音質:イヤーカフの常識を覆す低音

一言で言うと「これまでのイヤーカフ型とは一味違うサウンド」です。
- 圧倒的なアタック感: オープン型が苦手とする低域の深さとパンチがしっかりあります。「本当に密閉していないのか?」と疑うほどの迫力です。
- クリアな中高域: 低音を強めると中高域が濁りがちですが、UU2はバランスが素晴らしく、ボーカルもクリアに聞こえます。
- 音場の広さ: 縦横に広がりがあり、位置関係が掴みやすいチューニングです。
動画版では、バイノーラルマイクを使用したバーチャル試聴比較を行っています↓
注目機能の使用感
スペシャルオーディオ(立体音響)

音場をより立体的にする機能で、「ミュージックモード」と「ムービーモード」があります。
- ミュージック: 音の定位が頭の中心に近づき、臨場感が増します。
- ムービー: 低域の立体感が強調され、セリフ(中高域)が聞き取りやすくなります。
ゲーム(低遅延)モード

遅延計測アプリで簡易的に実測したところ、オフ時「273ms」からオン時「52ms」まで遅延が減少しました。ワイヤレスイヤホンとしては非常に優秀な数値で、動画鑑賞はもちろん、カジュアルなゲームならストレスなく楽しめます。
プライバシーモード(音漏れ抑制)

音漏れしやすい中高域を減衰させることで、周囲への音漏れを軽減します。
(※EarFun FreeClip 2のマナーモードと比較すると、音量自体を下げるのではなく周波数特性を変えるアプローチのため、劇的な変化というよりは「気持ち程度」の効果と感じました)
まとめ:どんな人におすすめ?
SOUNDPEATS UU2は、前作の良さを引き継ぎつつ、全方位にブラッシュアップされた完成度の高い一台です。
◎ここが良い!
- イヤーカフ型とは思えない迫力ある低音
- 操作ミスのない確実な物理ボタン
- 左右を気にせず使える自動識別機能
- LDAC対応による高音質
△気になった点
- 地図表示機能の精度がやや低い(アプリ側の課題)
- プライバシーモードの効果は限定的
「ながら聴きでも音質(特に低音)に妥協したくない」「タッチセンサーより物理ボタン派」という方にとって、UU2は有力な選択肢になるでしょう。

