製品の概要
THIEAUDIO Cypherは、2026年6月5日に発売された、THIEAUDIOのフラッグシップ・オープンバックヘッドホンです。IEM(インイヤーモニター)分野で培った高解像度サウンド技術をヘッドホン向けに再構築し、リファレンスモニターとしての正確性と音楽鑑賞時の没入感を両立することを目指して開発されています。
新開発の50mmダイナミックドライバーに加え、オープンバック構造を採用。さらに、航空宇宙グレードのアルミニウム筐体やラムスキン素材など、高級感と耐久性を重視した設計も特徴です。
ブランド名:THIEAUDIO
モデル名:Cypher
発売日:2026年6月5日
製品の特徴
新開発50mmダイナミックドライバーによる高精度サウンド
THIEAUDIO Cypherには、新開発の50mmダイナミックドライバーを搭載。内部には20コアN45磁気回路を採用し、振動板には半結晶ポリマー+ラバー複合素材を使用しています。
これにより、深く制御された低域・自然な中域・伸びやかな高域を実現。細かな音のニュアンスや空気感まで再現しやすく、音源本来の情報を高精度に描写します。
さらに、高テンション銅アルミ複合ボイスコイルを採用することで、安定した駆動性能にも配慮されています。
リファレンスモニター志向のチューニング
Cypherは、世界中の著名なヘッドホンの音響特性研究をもとに、リファレンスクラスのチューニングを実施しています。
低域はサブベースまで深く伸びながらも膨らみすぎず、自然な量感を維持。中域はフラットかつニュートラルに調整されており、ボーカルや楽器の音色を色付けしにくい設計です。
高域についても、刺激感を抑えながら高い情報量と空気感を両立するよう設計されています。
オープンバック構造による広い音場表現
THIEAUDIO Cypherは、開放型(オープンバック)構造を採用しています。
密閉型ヘッドホンと比較して、自然で広がりのあるサウンドステージを形成しやすく、楽器やボーカルの位置関係を立体的に再現できる点が特徴です。
音楽鑑賞だけでなく、スタジオモニタリングやゲーム用途にも適した空間表現性能を備えています。
高級素材を採用した筐体設計
筐体には、CNC加工された航空宇宙グレードアルミニウムを採用。高い剛性により不要な共振を抑え、安定した音響性能に寄与します。
また、ヘッドバンドにはステンレススチール+カーボンファイバーを組み合わせることで、耐久性と軽量性を両立しています。
イヤーパッドには、ラムスキン仕上げの低反発メモリーフォーム入りベロア素材を採用。長時間使用時の快適性にも配慮されています。
さらに、マグネット着脱式イヤーパッドに対応しており、メンテナンスや交換もしやすい設計です。
幅広い再生環境に対応する着脱式ケーブル
付属ケーブルは、ナイロン編み込み仕様の着脱式ケーブルを採用。耐久性と取り回しの良さを両立しています。
接続端子は3.5mmモノラル端子を採用し、付属の変換プラグを利用することで6.3mm環境にも対応。据え置きオーディオ環境でも使用可能です。
また、別売りの4.4mmバランス接続ケーブルにも対応し、再生環境に応じたシステム構築が行えます。
製品のスペック・製品仕様表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ドライバー構成 | 50mm ダイナミックドライバー |
| インピーダンス | 32Ω @1kHz |
| 音圧感度 | 96dB ±3dB @1kHz |
| 再生周波数帯域 | 20Hz ~ 20,000Hz |
| ケーブルコネクタ | 3.5mmモノラル端子 |
| プラグ | 3.5mm / 6.3mm(変換アダプター使用時) |
| ケーブル素材 | 6N超高純度OFC+銀メッキリッツ |
| ケーブル長 | 約1.50m |
| 重量 | 約410g(ケーブル・プラグ含む) |
| ハウジング素材 | 航空宇宙グレードアルミニウム |
| ヘッドバンド素材 | ステンレススチール+カーボンファイバー |
| イヤーパッド | ラムスキン+低反発メモリーフォーム入りベロア |
| 付属品 | 着脱式ケーブル、6.3mm変換プラグ、取扱説明書、ヘッドホンケース |
どんな人におすすめか
THIEAUDIO Cypherは、高解像度なサウンドを求めるオーディオファンや、開放型ヘッドホン特有の広い音場を重視する方に適したモデルです。
また、フラットな音作りによるモニター用途を重視する方や、音楽制作・ゲーム・映画鑑賞などで定位感や空間表現を重視するユーザーにも向いています。
一方で、オープンバック構造のため、遮音性を重視する環境や屋外利用が中心の方には不向きな場合があります。自宅中心でじっくり音楽を楽しみたい方に適したヘッドホンといえるでしょう。

